河本ほむらがパクリで炎上？「異世界転生者殺し -チートスレイヤー-」の炎上騒動と元作品まとめ

2021年6月より連載がスタートした河本ほむら先生原作の漫画「異世界転生者殺し -チートスレイヤー-」が、連載直後から“パクリ”と断罪され、大炎上に発展しました。

そこで今回、河本ほむら先生の「チートスレイヤー」に登場する9キャラクターのパクリ元となった作品とキャラクターを検証するとともに、大炎上に至った理由についてまとめました。

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河本ほむらのプロフィール

河本ほむら（かわもとほむら）

別名義：牛乳
職業：漫画家、漫画原作者
活動期間： 2013年 -
代表作：『賭ケグルイ』
著名な家族：武野光（作家）

出典：https://twitter.com

河本ほむら先生と言えば、2014年より『月刊ガンガンJOKER』で連載がスタートした漫画「賭ケグルイ」シリーズなどの代表作で知られる漫画原作者です。

そんな河本ほむら先生原作による、山口アキ先生の新連載「異世界転生者殺し -チートスレイヤー-」が、2021年6月9日発売の『月刊ドラゴンエイジ』7月号でスタートしました。

「月刊ドラゴンエイジ 2021年7月号」の表紙

出典：https://natalie.mu

河本ほむら先生原作の「異世界転生者殺し―チートスレイヤー―」

出典：https://www.huffingtonpost.jp

「異世界転生者殺し -チートスレイヤー-」は、チート能力でやりたい放題する異世界転生者たちを断罪する主人公を描いたファンタジー作品。村人のリュートは、魔王軍と戦う転生者たちのギルド“神の反逆者”を尊敬し、自分もその仲間になりたいと考えていた。そんな彼の前に憧れの転生者の1人・ルイ＝クロフォードが現れたことから物語は動き出す。

出典：調子に乗る転生者を断罪せよ「異世界転生者殺し -チートスレイヤー-」新連載 - コミックナタリー

しかし、この「異世界転生者殺し -チートスレイヤー-」は、連載直後からある疑惑が浮上し、やがて大炎上することに…。

河本ほむらの作品「チートスレイヤー」のパクリが発覚！連載中止と謝罪へ

「異世界転生者殺し -チートスレイヤー-」に登場する、「ベストナイン」と呼ばれる9人の転生者たちがことごとく、いわゆる“なろう系”と呼ばれる複数の作品の主要キャラクターに酷似していること。

さらに、それらのキャラクターを悪役として描いているなどの批判が巻き起こり、連載直後から大炎上状態になるんですよね。

出典：https://twitter.com

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これを受け、「チートスレイヤー」を掲載中のドラゴンエイジ編集部は、連載中止を決定し、公式サイト上で次のようにその理由と、関係者や読者に対する謝罪文を掲載しています。

ご指摘を受け、編集部としてあらためて検証いたしましたところ、キャラクターの意匠、設定等が他作品との類似性をもって表現されていること、特定の作品を貶める意図があると認められるだけの行き過ぎた展開、描写があること、またそれらに対する反響への予見と配慮を欠いていたことなど、編集部での掲載判断に問題があることを認識し、連載中止の決定に至りました。

出典：『異世界転生者殺し-チートスレイヤー-』連載中止のお詫びとお知らせ | ドラゴンエイジ公式サイト

『異世界転生者殺し-チートスレイヤー-』連載中止のお知らせhttps://t.co/jXo4AvD6R1 pic.twitter.com/UMCkiPBlQZ
— ドラゴンエイジ編集部 (@fj_dragonage) 2021年6月28日

さらに、この件について原作者の河本ほむら先生も、自身のTwitter上で次の謝罪ツイートを投稿しています。

この度は関係者の皆様にご心労、ご心配をおかけし、お騒がせしてしまったことを心より深くお詫び申し上げます。
配慮を欠いた作品づくりをしてしまい、今回のような事態を招いたことを反省しております。
今後、その反省を基に、より良い作品づくりに励んでまいります。誠に申し訳ございませんでした。
— 河本ほむら『賭ケグルイ』 (@ushimilksan) 2021年6月28日