名前：岩城 均（いわき ひとし）
生年月日：1960年7月28日
出身地：東京都
職業：漫画家

岩明均は大人気漫画「寄生獣」の作者として知られている漫画家で、1988年に同作品の連載がスタートしました。その後は派生作品として「ネオ寄生獣f」や「ネオ寄生獣」、現在では「寄生獣リバーシ」が連載されていて、原作者として名を連ねています。

同作品は主人公・泉新一が一匹のパラサイトに寄生されたことがきっかけで怪物のような右手を手に入れ、寄生したパラサイトの「ミギー」と一緒に他のパラサイトと戦う物語です。

寄生獣はその人気からアニメ化もされていて、2014年10月から2015年3月まで放送されました。アニメ版も原作を再現したもので、島﨑信長や平野綾、花澤香菜など、豪華な声優陣が出演したことでも知られています。

寄生獣はその人気から漫画やアニメだけでなく、実写映画化もされていて、俳優の染谷翔太が主演を演じて話題になりました。同作品も原作を忠実に再現されていて、パラサイトのミギーはCGで表現され、他のパラサイトとの戦いなどは迫力あるものに仕上がっています。

岩明均は今でこそ漫画家として活動していますが、なんと高校3年生まで漫画を読むことが無かったんだそうです。漫画を読み始めたばかりの頃はかなり色々な漫画に夢中になったようで、当時は漫画を書店で購入するのすら恥ずかしさを持っていたのだとか。ちなみに彼がはじめて買ったのは手塚治虫の文庫本だそうです。

岩明均は学生時代から絵を描くことが好きだったようで、大学教授だった父親・岩城正夫の著書の挿絵を手掛けることが多かったのだとか。どのようなイラストを描いていたのかはわかりませんが、その頃から絵は上手かったと思われます。

岩明均は1984年から漫画家の上村一夫の元でアシスタントを務めるようになり、そこで漫画作りを学びます。その翌年には「ゴミの海」という作品がちばてつや賞を受賞して「モーニングオープン増刊」に掲載されたことで漫画家デビューを果たしました。

以降は漫画雑誌「モーニング」での活動がメインとなり、寄生獣のヒットで人気漫画家の仲間入りを果たしました。

岩明均は基本的には顔出ししていませんが、ネットにいくつかの顔出しの写真が出回っています。見た目的には普通のおじさんで、とても優しそうな表情をしています。

・風子のいる店（1985～1988年）

・寄生獣（1988～1995年）

・骨の音（1990年）

・七夕の国（1996～1999年）

・雪の峠・剣の舞（1999年）

・ヘウレーカ（2001～2002年）

・ヒストリエ（2003年～連載中）

・ブラック・ジャック〜青き未来〜（脚本・2011～2012年）

・ネオ寄生獣f（原作・2015年）

・レイリ（原作、脚本・2015～2018年）

・ネオ寄生獣（原作・2016年）

・寄生獣リバーシ（原作・2018年～連載中）