名前：砂川 リチャード（すながわ リチャード）
生年月日：1999年6月18日
出身地：沖縄県中頭郡北中城村
身長：189cm

砂川リチャードは、読売ジャイアンツ所属のプロ野球選手です。
NPBウエスタン・リーグでシーズン最多本塁打記録を保持するなど、長打力を最大の武器とする選手です。

2017年のドラフト会議で福岡ソフトバンクホークスから育成3位指名を受けてプロ入りし、2020年のオープン戦で結果を残したことで支配下登録を勝ち取りました。

ソフトバンク在籍時代は二軍で圧倒的な成績を残し、ウエスタン・リーグ史上初となる5年連続本塁打王を獲得して打点王にも複数回輝くなど、長距離砲として存在感を示しました。

一方、一軍では2021年に本塁打を量産して注目を集めたものの、その後は打撃不振や守備面の課題もあり、安定した成績を残せない時期が続きました。
2024年オフには移籍を志願しましたが認められず、2025年シーズンは開幕スタメンをつかむも結果が出ず、二軍降格を経験しています。

しかし、同年5月に秋広優人、大江竜聖との2対1トレードで読売ジャイアンツへ移籍し、移籍後は一軍に昇格してすぐに本塁打を放つなど、自身の持ち味を発揮して調子を上げ、シーズン11本塁打、39打点とキャリアハイの成績を記録しました。

紆余曲折を経ながらも活躍を見せる砂川リチャードについて、ここでは本名、国籍とハーフ説、英語力、実家と家族をまとめました。
砂川リチャードのルーツ、生まれ育った実家の場所と地元エピソード、父親・母親・兄弟など家族構成をお届けします。

砂川リチャードの本名は「砂川・リチャード・オブライエン」です。
英語名は「Richard Makoto Sunagawa-O’Brien（リチャード・マコト・スナガワ・オブライエン）」です。

日本名と英語名があることからわかる通り、砂川リチャードは日本と海外のルーツを併せ持っています。

砂川リチャードは、父親がアメリカ人、母親が日本人の日米ハーフです。
父親は軍事施設で働いていたアメリカ人で、沖縄の米軍基地在留中に日本人女性と結婚して砂川リチャードが誕生しました。

砂川リチャードは日本で生まれ育ち、国籍も日本となっています。
日本国籍のプロ野球選手としてNPBでプレーしており、日米ハーフ選手の一人として注目されています。

砂川リチャードの英語力について見ていきましょう。
日米ハーフという点から、英語がどの程度話せるのか気になる人も多い砂川リチャードですが、その英語力は海外出身のチームメイトと英語でコミュニケーションを取れるレベルです。

福岡ソフトバンクホークス在籍時、カーター・スチュワート選手が日本の野球や生活に順応する過程で重要な役割を果たしていたのが砂川リチャードでした。
カーター・スチュワートは、「親しくなったリチャード・スナガワはアメリカ人のハーフで、英語が上手いからラッキーだった」と語っていました。

砂川リチャードは日常会話レベル以上の英語力を持っていることがわかり、チーム内での橋渡し的な存在になっていたことがうかがえます。

砂川リチャードの実家は沖縄県にあります。
出身地は沖縄県中頭郡北中城村で、日本で最も人口密度が高い村として知られており、東京都千代田区とほぼ同じ面積の中に約2万人が暮らしています。

また、祖父母は沖縄県石垣市に在住しており、離れた場所から孫の活躍を温かく見守っているそうです。
沖縄本島と石垣島という自然豊かな環境にルーツを持つ砂川リチャードは、沖縄の家族に支えられながら野球選手として成長してきました。

ここからは、砂川リチャードの家族についてお届けします。

砂川リチャードの家族構成は、父親・母親・兄・本人の4人家族で、2人兄弟の弟として育ちました。

砂川リチャードの父親であるジョン・オブライエンは、元アメリカ海兵隊員のアメリカ人です。
報道などでは「ジョン」「オブライエン・ジャン」と表記されることもあります。

沖縄の米軍基地や軍事施設での勤務経験があり、沖縄在留中に砂川リチャードの母親と出会って結婚しました。
現在は沖縄県北中城村に在住しています。

父親は砂川リチャードの兄が所属していた野球チームで監督を務めていたという情報があるため、息子たちの野球人生に父親としてだけでなく指導者としても向き合ってきたようです。