幼い頃にミュージカル「アニー」を見て、ミュージカル女優に憧れ、小学6年生の頃に映画「ハリー・ポッター」を見て、“魔法使いになりたい”と思っていたという高橋未奈美さん。

その後、高校2年生の頃に気付いたのでした。

「“魔法使いになりたい”という夢は、声優になれば叶うし、上手くすればミュージカルにも出れるのでは？」

…と。こうして声優を志した高橋未奈美さんは、それ以降、声優事務所のオーディションを受験するようになったのだとか。

その後、現在の事務所のオーディションに合格し、「俳協ボイスアクターズスタジオ」の第38期生となった高橋未奈美さんは、2011年に「東京俳優生活協同組合」に正式に所属することになります。

そんな高橋未奈美さんの代表作と言えば、「アイドルマスター ミリオンライブ!」の“馬場このみ”役や「食戟のソーマ」の“田所恵”役をはじめ、「エロマンガ先生」の“山田エルフ”役など、人気作品のキャラクターを数多く担当しています。

声優という仕事の面白味として、「性別・年齢の制限を超えられること」を挙げている高橋未奈美さんは、デビュー以来、本名である「高橋未奈美」名義で活動していました。

ところが、2020年12月19日放送の自身がパーソナリティをつとめるラジオ番組「A＆G TRIBAL RADIO エジソン」の中で、2020年12月20日付けで、芸名を「髙橋ミナミ」へ変更することを発表しています。

松岡禎丞さんは、15歳の頃に観たアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の渚カヲルと、ゲーム「テイルズ オブ エターニア」のリッド・ハーシェルを、1人の声優・石田彰さんが演じ分けていることに驚き、声優という職業を意識するようになったそうです。

北海道帯広市出身の松岡禎丞さんは、高校卒業後は自動車整備士を目指しながらも、声優への道も捨て切れなかったと言います。

そこで、道内の声優学校を探すのですが、「声優を本気で目指すなら東京に出ないと厳しい」との助言を受けた松岡禎丞さん。

上京して代々木アニメーション学院へ新聞奨学生をしながら通って卒業し、同時に「日本ナレーション演技研究所」に入所。さらに2009年のオーディションにより、現事務所である「アイムエンタープライズ」に所属しています。

そして、同年には「東のエデン」の“AKX20000”役で声優デビューすると、2011年には「神様のメモ帳」の“藤島鳴海”役で初主演を果たしています。

そんな松岡禎丞さんが一躍知名度を上げたのは、2012年放送のテレビアニメ「ソードアート・オンライン」の“キリト”役ですよね。

ちなみに同番組のオーディションの際、監督の伊藤智彦さんは、松岡禎丞さんのナイーブな第一声を聞いた瞬間、「こいつかもな」と直感したと言います。

そんな高橋未奈美さんと松岡禎丞さんの関係は、所属する事務所は違うものの、これまでに様々な作品で共演を重ねてきました。