本名：今村悦朗（いまむらえつろう）
生年月日：1959年10月26日
出身地：鹿児島県出水市
好きなもの：タバコ、焼酎
職業：テレビプロデューサー、映画監督、元NGT48劇場支配人

代表作
映画
調布空港（2006年）監督・脚本
真木栗ノ穴（2008年）エグゼクティブプロデューサー

NGT48の劇場支配人を務めていた今村悦朗さんは、元々長年に渡りテレビ業界で働いてきた敏腕テレビプロデューサー・ディレクターでした。AKB48グループのプロデューサーである秋元康先生とは長年の付き合いで、尊敬する人物の名前に秋元康先生の名前を挙げたこともあったようです。

プロデューサー・ディレクター時代は多数の番組を手掛けており、その本数は300本を超えると言われています。番組名などは特に明らかになっていないようですが、今村悦朗さんに見いだされ、ブレイクした芸能人も多いのではないでしょうか。

秋元康先生とは25歳の頃から付き合いがあるようで、秋元康先生が以前立ち上げた事務所のスタッフとして勤務していたこともあったとのこと。秋元康先生からの信頼も厚く、SKE48の劇場支配人に選ばれたのも、秋元康先生から直々の命があったからだそうです。

今村悦朗さんが劇場支配人としてSKE48に関わるようになったのは、2014年のことでした。大組閣によって当時劇場支配人だった芝智也さんがSKE48劇場支配人研究生に降格し、入れ替わりの形で今村悦朗さんがSKE48劇場支配人候補生として異動となったのです。

SKE48の劇場支配人時代は、体を張って使命を全うしたことも。SKE48劇場6周年記念の特別公演では体操服姿で姿を見せ、跳び箱に挑戦するお茶目な姿もファンの間で話題になりました。テレビ業界の敏腕プロデューサー・ディレクターだったとは思えないほどの行動力であり、当時はSKE48のファンからも絶大な信頼を寄せられていたのです。

SKE48の劇場支配人に選ばれたことで、テレビの制作を行っていた頃よりも名前を知られるようになった今村悦朗さん。そんな超大物は劇場支配人、テレビプロデューサー・ディレクター以外にも「映画監督」という驚きの顔を持っていたのです。

実は、SKE48の劇場支配人になる前に映画の制作に携わっており、監督作品含め3作品の映画制作に携わっていたことも明らかになっています。

今村悦朗さんが監督を務めた作品は、2006年に公開された「調布空港」。心に響くヒューマンドラマの傑作と評価されており、SKE48とNGT48のファンからも劇場支配人が手がけた作品と注目された映画でもあります。DVD版がリリースされており、大手ショッピングサイトでは2000円ほどで新品が販売されているようです。

「調布空港」は豪華キャストも見どころとなっており、HOUND DOGのボーカルである俳優としても活動中の大友康平さんが出演していることも見どころの作品です。また、テレビドラマ「スペシャリスト」「てるてる家族」に出演した元宝塚歌劇団のスター紺野まひるさん、ディーン・フジオカさんの妹である藤岡麻美さんも主要キャストとして出演。テレビドラマ「重要参考人探偵」映画「南極料理人」に出演したベテラン俳優、豊原功補さんも出演しており、演技派のキャスト重視の人も満足できる映画でしょう。

豪華キャストにも驚かされますが、小説家・演出家・作家の秦建日子さんも監修などで制作に関わっていることも「調布空港」の注目ポイント。大物の役者たちと才能あふれるクリエイターに支えられ、「調布空港」は公開されたのです。