監督・脚本家としてではなく、エグゼクティブプロデューサーとして関わった作品「真木栗ノ穴」も、視聴者から高い評価を得ています。ロマンスとホラーを融合させたような世界観が映画全編を通じて表現させており、映画の始まりから竿後まで飽きずに没頭できる作品です。

日常生活に疲れている人、悩みなどを忘れて別世界に没頭したい人なども、「真木栗ノ穴」の世界にどっぷりハマれること間違いなしでしょう。

「真木栗ノ穴」はシリアスなシーン中心のため、作風が苦手と感じてしまう人もいるかもしれません。しかし、この作品は西島秀俊さんが主演を務めており、大人の色気たっぷりの男性に弱い女性にこそ勧められる作品でもあるのです。

これらの2つの作品以外に制作に関わったのは、2001年に公開された映画「カルテット」。作曲家の久石譲さんが映画監督を務めた初の作品として話題になり、ヴァイオリンを題材にした映画として高い評価を得ています。

現在はNGT48、SKE48の元劇場支配人のイメージが強い今村悦朗さんですが、それ以前はこれらの大作映画も手掛けてきたほどの大物だったのです。

SKE48の劇場支配人だった頃にはお茶目な一面も見せていた今村悦朗さんですが、実は元暴走族というとんでもない経歴もある模様。単なる噂かと思いきや、実はこの経歴を暴露したのは、今村悦朗さんではなく秋元康先生だったそうです。

今村悦朗さんが元暴走族との情報が明らかになったのは、2014年8月6日に放送されたオールナイトニッポンでのこと。指原莉乃さんらとトーク中に今村悦朗さんが鹿児島の元暴走族だったと暴露しており、劇場支配人やテレビ・映画業界での活躍を知る人は相当衝撃を受けたのではないでしょうか。

穏やかな印象がある今村悦朗さんですが、実は男らしい顔立ちのイケメンでもあります。こちらの画像では今村悦朗さんの男らしさが感じられ、今村悦朗さんが本気を出せば、竹内力さんや哀川翔さんのような俳優としても活躍できたかもしれませんね。

テレビ・映画の制作を務め、その後SKE48の劇場支配人となった今村悦朗さん。就任期間はわずか約1年間となり、2015年4月からNGT48の初代劇場支配人に選ばれました。誕生して間もないNGT48の知名度を上げるため、SEK48の劇場支配人時代と同じく全力を注いでいたようです。

NGT48の劇場支配人となっても、印象的な企画に参加していた今村悦朗さん。2015年12月には、今村悦朗さんがAKB48劇場からNGT48劇場まで自転車を使って移動する企画「繋げAKB48劇場の魂を！NGT48今村の東京→新潟日本縦断354km行脚」も行い、ファンからの好評を得ました。

身体を張ってNGT48に貢献したものの、NGT48事件の渦中の問題行動によって実質解雇となってしまったのです。

今村悦朗さんが解雇されるきっかけになったNGT48事件は、2019年1月に発覚。当時NGT48のメンバーだった山口真帆さんが厄介ファンに暴力を加えられ、男らが山口真帆さんの住所を把握していたことも大きな問題となった事件でした。

また、事件発生は2018年12月のことでしたが、被害者である山口真帆さんが事件を告白するまで全く公にならなかったことも問題に。時間発覚後は今村悦朗さんがどう発言するのかにも注目が集まりましたが、沈黙を貫いたことで今村悦朗さんにも批判が殺到しました。

批判の声を重く受け止めたAKSは、2015年からNGT48の劇場支配人を続けてきた今村悦朗さんを退任させることを決定。AKSの東京本社に異動することになりましたが、その後この時を上回る大騒動を起こしてしまったのです。

事件発覚から沈黙を貫き、AKS本社へ異動となった後もしばらくの間はNGT48事件について触れることはなかった今村悦朗さん。事件による騒動は発覚から2ヶ月後も収まる気配を見せませんでしたが、そんな最中にAKB48の元総支配人の戸賀崎智信さん、第4代AKB48劇場支配人の細井孝宏さんと共にお酒の席を楽しんでいたことが戸賀崎智信さんのツイートにより発覚しました。

NGT48事件について第三者委員会を設置して調査を開始した頃であったため、事態の深刻さを重く受け止めていないと世間からは猛バッシング。さらに深刻に受け止めたAKS本社は、今村悦朗さんとの契約を解除することを発表。実質解雇との形となったようですが、それだけでNGT48事件の騒動が落ち着くわけがなく、説明責任を果たすよう求めるファンの声が止むことはありませんでした。

今村悦朗さんのみならず、首席を共にしていた細井孝宏さんも責任を取る形でAKB48劇場支配人から解任。NGT48事件は、姉妹グループの関係者をも巻き込むほどの騒動にまで発展していったのです。

事件の調査を行っている状況を深刻に捉えず、仲間たちとお酒を楽しんでしまった今村悦朗さん。実質解雇となった現在はAKSに戻っていないようですが、現在の仕事などの状況はほとんど明らかになっていません。

しかし、今村悦朗さんは令和元年を迎えたタイミングでFacebookを更新。心配してくれた人たちに対する感謝と謝罪、そしてお伊勢参りに行ったことなどを明るく綴っており、疑問をいだいたNGT48のファンは少なくはなかったようです。