生年月日：1992年12月8日
出身地：京都府木津川市
職業：アイドル
所属事務所：太田プロダクション

代表作
テレビドラマ
キャバすか学園（2016年日本テレビ）まぐろ・おたべ 役
豆腐プロレス（2017年テレビ朝日）ロングスピーチ横山 役
はんなりギロリの頼子さん（2018年フジテレビ）新堂頼子 役

主な選抜曲
2011年5月25日　Everyday、カチューシャ
2013年8月21日　恋するフォーチュンクッキー
2014年11月26日　希望的リフレイン
2015年12月9日　365日の紙飛行機
2019年9月18日　サステナブル

AKB48の中心メンバーとして活躍していた横山由依さん。グループには9期生として加入しており、2009年のオーディションを経てアイドルデビューを果たしました。高橋みなみさんから引き継ぐ形でAKB48の2代目総監督も務めていました。

横山由依さんは京都出身。「はんなり」という言葉がピッタリくる日本美人であり、彼女の口から発せられる方言の愛らしさに、悶絶させられた男性も多いはずです。

京都出身である点は本人のアピールポイントでもあり、ニックネームも「ゆいはん」。自身の出身地域である関西にもファンが多く、1年間ほどNMB48との兼任メンバーとして活動を行っていたこともありました。

その当時は1曲だけシングルCDの選抜メンバーに選ばれており、その時のシングル「北川謙二」は2012年11月7日にリリース。楽曲のタイトル通りユニークな楽曲であり、この作品を通じて横山由依さんはユニークでキュートな魅力を日本中に放ちました。

AKB48グループの2代目総監督を務めただけあり、横山由依さんはデビュー以降にリリースされたAKB48のシングルの多くで選抜メンバーに抜擢。グループの代表的な名曲「Everyday、カチューシャ」「恋するフォーチュンクッキー」などにも選抜入りしています。

約12年もの間AKB48の人気メンバーとして活躍しグループを牽引してきた横山結衣さんですが、2021年12月に惜しまれながら卒業となりました。卒業後は女優やタレント、YouTuberとして活動しています。

今回はそんな横山由依さんの、AKB48時代の炎上騒動についてまとめてみました。

真面目でおっとりしている横山由依さんですが、AKB48は王道路線の活動からコメディまで幅広いジャンルで活動を行うアイドルグループ。横山由依さんもバラエティー番組で体を張ったことがあり、フジテレビ系列で放送されていた伝説の番組「めちゃ2イケてるッ！」に出演したこともありました。

「めちゃ2イケてるッ！」とは、1990年代と2000年代を中心に爆発的な人気を獲得したバラエティー番組。ナインティナインの2人がメインMCを務め、「しりとり侍」「STAMP」などクレームを恐れない挑戦的な企画に挑み、一時はフジテレビを代表するバラエティー番組として親しまれていました。

元SMAPの中居正広さんをゲストに迎えた日本一周企画、芸能界のおバカを決めるテスト企画なども、めちゃイケの人気コーナー。しかし、時の流れと共に企画の方向性も変化し、次第に視聴率で苦戦するようになった結果、2018年3月31日に最終回を迎えました。

一時期のめちゃイケはクレーム上等の体当たり企画に多く取り組み、その中のひとつであったのが「めちゃ日本女子プロレス」。現役アイドルたちが本気のプロレスを行うクレイジーな企画であり、横山由依さんは意外にもこの企画に出演していたのです。

めちゃ日本女子プロレスは、光浦靖子さん率いるプロレス団と旬のアイドルたちがプロレスを行い、悪徳レフェリーを演じる岡村隆史さんのネタが見どころの人気コーナーでした。しかし、プロレスは手加減抜きで行う本気の試合であるため、横山由依さんも芸能界の先輩である光浦靖子さんに対し、本気でプロレスに挑んだのです。

横山由依さんはこのプロレスコーナーに2回出演しており、炎上と言われてしまったのは2度目の試合でのこと。プロレスをテーマにしたドラマ「豆腐プロレス」を経験したため横山由依さんは以前よりパワーアップしており、ガチすぎる戦いに視聴者は驚いてしまったようです。

この時、光浦靖子さんは40代後半に突入した大人の女性であるのに対し、横山由依さんはまだ身体能力が衰えない20代の若さ。それでも遠慮なくプロレスを行ってしまったことで、放送終了後は一時のみ炎上と思えるコメントが横山由依さんのツイッターに寄せられたそうです。

「めちゃ2イケてるッ！」は元々大胆な企画に挑むことで評価されていた番組であり、めちゃイケで意外な一面を見せるゲストも少なくはありませんでした。横山由依さんもそんな番組の方向性、そして光浦靖子さんのお笑いにかける情熱を理解していたからこそ、本気でプロレスに挑んだのではないでしょうか。

番組では光浦靖子さんを敵視しているような演出もありましたが、これはおそらくめちゃイケ側が用意した台本。光浦靖子さんが感極まり号泣した際、敵チームであるはずの横山由依さんももらい泣きしている様子が放送されました。