公式ニックネーム：かな
生年月日：1991年5月17日
出身地：埼玉県
職業：タレント
所属事務所：プラチナムプロダクション

代表作
テレビドラマ
桜からの手紙 AKB48それぞれの卒業物語（2011年日本テレビ）小林香菜 役
マジすか学園2（2011年テレビ東京）カナ 役

映画
ウルトラマンサーガ（2012年松竹）大澄マオミ 役

主な選抜曲
2006年10月25日　会いたかった
2007年4月18日　軽蔑していた愛情
2010年12月8日　チャンスの順番
2011年5月25日　人の力（アンダーガールズ名義）
2011年12月7日　呼び捨てファンタジー（チームB名義）
2012年8月29日　ドレミファ音痴（ネクストガールズ名義）

2006年にデビューした小林香菜さんは、第二期AKB48追加メンバーオーディションに合格したことでグループへの加入を果たしました。AKB48のオープニングメンバーオーディションにも挑戦したようですが、不合格となってしまい、2度目の挑戦で見事合格し、アイドルデビューを果たしたそうです。

2006年の加入からおよそ10年間に渡りグループを支え、2016年3月にAKB48を卒業しました。

大きな目と丸いたぬき顔のため、ルックスの良さはグループトップレベルだった小林香菜さん。外見からはおっとりした雰囲気がうかがえるのですが、実は学校のテニス部で部長を努めていたほど運動神経は抜群。天然な性格とのギャップがあり、そういった面もアイドルとしての魅力に繋がっていました。

小林香菜さんは卒業までに3回選抜入りしており、メジャーデビューシングル「会いたかった」のメンバーとしても活躍。初のじゃんけん大会では11位を獲得し、上位メンバーのみで選ばれたシングルCD「チャンスの順番」の選抜メンバーにも選ばれています。

選抜総選挙では圏外となることも多かったものの、4回目の選抜総選挙では41位を記録し、人気の高さを証明したこともありました。

小林香菜さんがAKB48時代に公表していた仲良しメンバーは、宮澤佐江さんと秋元才加さん。2人とは同じ2期生であり、特に宮澤佐江さんは推しメンであることも公表していました。

宮澤佐江さんは一時芸能活動を休止したものの、現在はホリプロに所属し芸能活動を再開。秋元才加さんも女優として絶好調な活躍ぶりを見せており、2人の友人は卒業後も好調な芸能生活を送っているようです。

そんな仲良しメンバーたちと共に出演した代表作が、2012年に公開された映画「ウルトラマンサーガ」。島田晴香さん、増田有華さん、梅田彩佳さん、佐藤すみれさんも出演するなどAKB48グループファンにとっても注目の作品となり、小林香菜さんはマオミ役を演じ好評を得ました。

小林香菜さんがまだAKB48を卒業していなった2015年12月、ファンに病気を患ったことを発表。「壊死性リンパ節炎」という名の病気で、あまり聞きなれない病気であったため多くのファンから心配の声が寄せられました。

壊死性リンパ節炎とは「菊池病」とも呼ばれており、未だ原因不明な点も多い病気。20代、30代の女性が多いと言われており、小林香菜さんも24歳の時に発症しています。

壊死性リンパ節炎は完治するまでに1ヶ月から2ヶ月もかかると言われており、小林香菜さんも不安を覚えたとのこと。しかし、この恐ろしい病気を克服しており、発表した2015年12月から1ヶ月後の公演に出演できるほどの元気を取り戻しました。

壊死性リンパ節炎という病気に襲われたものの、無事に克服しTOKYO DOME CITY HALLで行われた公演「AKB48単独リクエストアワーセットリストベスト100」に出演した小林香菜さん。その際にAKB48を卒業することを発表し、会場に訪れたファンにとって複雑なサプライズとなりました。

病気から復活後の卒業発表となったため、体調面を心配して卒業を選択したと予想するファンも発表当時少なくはなかった模様。しかし、小林香菜さんはそのことを否定しており、卒業理由は今後の活動を考えてのことだったそうです。

小林香菜さんは約10年間AKB48のアイドルとして活動を行い、今後は自分にできることをやっていきたいとの思いが強くなったというのが卒業理由とのこと。アイドルグループの枠から外れて挑戦したいと望むメンバーは意外と多く、小林香菜さんも「AKB48」としてではなく、ひとりのタレントとして挑戦したくなったのかもしれませんね。

小林香菜さんの卒業公演は2106年3月31日に行われ、その際に劇場公演出場回数が928回であったことも話題になりました。卒業から約2ヶ月後には所属していたフレイヴエンターテインメントも退所し、小林香菜さんの新たな芸能生活が始まったのです。

AKB48を卒業後は、アイドルではなくひとりのタレントとして活動を再開。フレイヴエンターテインメントからプロマージュへと移籍し、元アイドルという枠に縛られない爆弾発言などでファンを驚かせたこともありました。

2018年9月にはプロマージュとの契約が終了し、翌年6月から木下優樹菜さんが所属している超大手芸能事務所、プラチナムプロダクションに所属。テレビ出演する機会も多く、AKB48の頃よりも女性ファンを獲得することに成功しています。