生年月日：1995年12月29日
出身地：秋田県
職業：女優
所属事務所：乃木坂46合同会社

代表作
テレビドラマ
BAD BOYS J（2013年6月23日日本テレビ）木下愛莉 役
初森ベマーズ（2015年テレビ東京）アカデミー 役
オー・マイ・ジャンプ！〜少年ジャンプが地球を救う〜（2018年テレビ東京）火村智子 役
星屑リベンジャーズ（2018年メ〜テレ）間野あかり 役

映画
BAD BOYS J 最後に守るもの（2013年ショウゲート）木下愛莉 役
ピラメキ子役恋ものがたり〜子役に憧れるすべての親子のために〜（2015年よしもとクリエイティブエージェンシー）生駒里奈 役
コープスパーティー（2015年ツインピークス・キャンター）中嶋直美 役

舞台
暁のヨナ〜緋色の宿命編〜（2018年EXシアター六本木）ヨナ 役

幼少期からダンスを学んでいた生駒里奈さんは、吹奏楽部でもあったため運動神経と音感に恵まれた環境で育ちました。2011年に開催された乃木坂46の1期生オーディションに合格したことで芸能界入りし、乃木坂46の立ち上げメンバーとして活躍。アイドル性の高さと歌唱力・ダンスの才能が秋元康さんに見定められ、デビューシングル「ぐるぐるカーテン」でセンターに抜擢されました。

デビュー時からショートヘアの時が多いため、そのイメージがすっかり定着している模様。ボーイッシュなルックスにハートを打ちぬかれた男性は多く、乃木坂46のメンバーだった頃はトップクラスの人気を誇っていました。

ごくわずかの期間ではありましたが、アイドル時代にロングヘアだった時期もありました。おそらく乃木坂46のイメージである女の子らしさを出すために黒髪ロングヘアにしたのでしょうが、ファンからはイマイチ似合ってないと厳しい評価が目立ちます。

しかし、こっちの方がかわいいとの声もあるので、今後はロングヘアでの活動にも期待したいですね。

女性アイドルにとって最もイメージを低下させてしまうきっかけといえば、男性との熱愛報道。これまで多くのアイドルがお泊り愛などで人気が低迷したり、グループを実質的に解雇される事態に巻き込まれてきました。

乃木坂46のアイドルたちも例外ではなく、松村沙友里さんが不倫によって人気が低下し、畠中清羅さんや大和里菜さん、能條愛未さんなどが彼氏の存在が発覚して乃木坂46を卒業しています。そのため完全にクリーンなアイドルグループというわけではありませんが、生駒里奈さんは卒業までノースキャンダルを貫いた人気メンバーでした。

卒業した現在も彼氏の存在を報じられておらず、仕事にだけ集中する姿勢がファンから高く評価されています。

乃木坂46を1期から盛り上げ、ファンによっては歴代トップの人気だったとも評されている生駒里奈さん。ソロの写真集もリリースされるなど絶好調な活躍を見せていましたが、2018年1月に乃木坂46を卒業することを発表しました。

乃木坂46のシングル曲で、何度もセンターに抜擢されてきた生駒里奈さん。自身にとってラストシングルである「シンクロニシティ」にもセンターに選ばれていましたが、卒業することを理由に辞退しています。

このことからも生駒里奈さんの卒業に対する意志の高さが窺えますが、なぜ卒業を選択したのでしょうか？

生駒里奈さんは乃木坂46での活動を心の底から楽しんでいたようで、まだまだやり残したことや悔いも沢山あったそうです。しかし、アイドルは音楽、演技、バラエティー、モデルなど幅広いジャンルの仕事に取り組まないといけません。さらにAKB48から続いている握手会も行っているので、人気アイドルほど自由な時間が取れず、一般教養から遠ざかってしまうのです。

生駒里奈さんはそんな自身について20歳から疑問を抱くようになり、自分をさらに成長させるため22歳で卒業することを決意しました。

これはファンの憶測でしかありませんが、生駒里奈さんを嫌悪する「アンチ」の数が多かったのも卒業理由だと予想されています。

生駒里奈さんはデビュー曲でセンターを務め、卒業まで6回もセンターを務めていたほどの人気アイドル。そのため他のメンバーのファンからは妬みによって批判されやすく、秋元康さんのお気に入りだと言われてしまうこともあったそうです。

アイドルとして生きていくということは、このようなアンチからの精神的な攻撃も受け止めなければいけません。真面目な性格の生駒里奈さんだからこそ、アンチの批判を真に受け、悩む機会が多かったのかもしれませんね。

芸能人として一歩前進するため、そして自分自身をさらに成長させるため卒業を決意した生駒里奈さん。乃木坂46には専用劇場がないため、卒業公演は日本武道館で開催されました。

2018年4月22日に開催された卒業公演の倍率は、約30倍だったとのこと。日本武道館のキャパシティーから考えると50万人近いファンが卒業公演に応募しており、当時大きなニュースとなりました。また、想定以上の反響であったことから、乃木坂46にとって初となるライブビューイングが二歩全国で行われたのです。

アンチの数は多いものの、その分、生駒里奈さんにはアンチの数を軽く超えるほどのファンに恵まれていた。ファンだけでなくメンバーたちにも愛されており、卒業公演では号泣しながら生駒里奈さんにメッセージを送ったメンバーもいました。

スキャンダルが原因で消えるように卒業していったメンバーも多い中、生駒里奈さんは多くのファンと仲間たちに見送られる形で卒業の日を迎えました。この画像のような卒業こそ、アイドルにとって最も理想的なエンディングではないでしょうか。