生年月日：1994年5月25日
出身地：大阪府
職業：女優・モデル・タレント
所属事務所：乃木坂46合同会社

1994年に大阪府に生まれた西野七瀬さんは、バスケットボールが得意な美少女として地元大阪で育ちました。高校では看護について学んでいましたが、芸能界への思いが強く、乃木坂46の1期生オーディションに合格したことで芸能界進出を果たしました。

小顔で細身のルックスが多くのアイドルファンの心を掴み、学生時代の夢のひとつであったファッションモデルの仕事にも進出。女性からの支持を集めることにも成功し、乃木坂46の歴代メンバーで最も成功を収めたひとりと評価されています。

乃木坂46にも、AKB48などと同じセンターポジションの概念があります。人気メンバーほどセンターに選ばれやすく、西野七瀬さんは在籍していたころに7回もセンターを務めていました。

乃木坂46は清楚なイメージを大切にしているグループであり、メンバーたちも黒髪や茶髪にナチュラルメイクと、グループの方向性に沿ったビジュアルで活動しています。

西野七瀬さんもそのひとりでしたが、デビュー当時はどちらかと言うとギャルのような雰囲気でした。まるで別人のようですが、この頃の西野七瀬さんの方が身近な女の子に感じられて好きだ、というファンも大勢いるようです。

乃木坂46の中心人物であり、欠かせないメンバーだった西野七瀬さん。衰えを見せない人気ぶりでしたが、2018年9月、乃木坂46のブログで卒業することを電撃発表しました。

あまりに突然の発表だっただけに、当時のファンの動揺は凄まじいものがありました。AKB48で例えるなら前田敦子さんや大島優子さんが卒業してしまうほどの衝撃であり、今後の乃木坂46を心配する声も少なくはありませんでした。

それほどの人気アイドルが卒業という道を選択したのですが、どういった理由で卒業へと至ってしまったのでしょうか。

卒業を報告する際、ブログには自分自身がまだ未熟であること、そしてアイドル活動を通じて楽しい思い出がたくさんできたとも綴っていた西野七瀬さん。この文章からは、「アイドルとしてやりつくし、自分が新たに成長するために卒業した」と捉えることもできるでしょう。

しかし、西野七瀬さん本人はハッキリと卒業理由を公表しておらず、モヤッとしてしまったファンも少なくはありませんでした。

卒業理由に関して、ファンの間ではスキャンダルが原因とも噂になっています。実は、卒業を発表する4ヶ月前、週刊文春によってあるスキャンダルが報じられていたのです。その内容は、2016年に西野七瀬さんと男性との交際をキャッチしたというもので、ファンにショックを与えるには十分すぎる内容でした。

週刊文春によると、西野七瀬さんのお相手はディレクターを務めるワイルド系ルックスの男性だったとのこと。タクシーで西野七瀬さんの自宅へ向かってからその日はお泊りし、それから1週間後に再び同じ男性がお泊り目的で訪問したそうです。

人気アイドルにとってお泊りというだけで生々しいですが、このスキャンダルには枕営業との説もあります。AKB48にも枕営業の噂がありますが、乃木坂46も橋本奈々未さんや松村沙友里さんなど、枕営業らしきスキャンダルが報じられてきました。

西野七瀬さんも相手がディレクターということもあり、スキャンダルが報じられてから枕営業説がインターネットを中心に広まる事態となってしまったのです。

2年前のスキャンダルを記者から問い詰められた西野七瀬さんは、質問に対し肯定も否定もせずその場を去りました。記者からの突撃に驚いて何も話せなかったのか、それとも動揺したから逃亡してしまったのでしょうか…。

西野七瀬さんのスキャンダルが報じられてしまったのは、2018年5月のこと。卒業を発表したのが同年9月だったため、スキャンダルの責任を取るため卒業したのでは、と言われるようになってしまったのです。

西野七瀬さんは卒業を発表した際、「1年前から事務所に相談していた」とも公表。これが事実であれば、単にタイミングが悪かっただけで、卒業とスキャンダルは無関係ということになるでしょう。

しかし、こういった説明は事務所が関与するだけで簡単に作り上げることができるもの。卒業の理由をハッキリと記載していないこともあり、「スキャンダル」と「自分自身の意思」の2つの理由のうち片方、もしくは両方だと噂されています。

スキャンダルを報じられイメージダウンからは逃れられなかったものの、西野七瀬さんの人気が衰えることはありませんでした。2019年2月24日に卒業公演が行われ、会場は西野七瀬さんの故郷である大阪の京セラドームが選ばれました。

5万人を収容できる会場での開催でしたが、50万件もの応募が殺到したとのこと。日本全国でライブビューイングという形で上映され、各地の映画館で合計10万人を動員しました。