生年月日：1995年6月13日
出身地：埼玉県
職業：タレント

代表作
舞台
トロイメライにさよなら（2014年CBGKシブゲキ！！）木村なつき 役

DVD
happy smile（2014年イーネットフロンティア）

主な選抜曲
2011年11月9日　オキドキ
2012年1月25日　片想いFinally
2012年5月16日　アイシテラブル！
2013年7月17日　シャララなカレンダー（Team E名義）
2013年7月17日　スルー・ザ・ナイト（セレクション8名義）
2013年11月20日　石榴の実には憂鬱が何粒詰まっている？（紅組名義）
2013年11月20日　ずっとずっと先の今日（セレクション18名義）

SKE48は愛知県名古屋市を拠点としており、その関係で結成初期は東海地方出身のアイドルたちを中心に結成されました。現在は移籍や兼任の関係で東海地方のメンバーも増えましたが、金子栞さんがSKE48に加入した当時は、まだ東海地方のメンバーが珍しい時代でした。

金子栞さんは埼玉県さいたま市で生まれており、2010年に開催された4期生オーディションを経てSKE48に加入。当時は関東地方出身の珍しいメンバーだとファンに注目され、加入からわずか2ヶ月ほどで研究生から正規メンバーに昇格した優等生でもありました。

金子栞さんさんは、公式で設定された「きんちゃん」というニックネームで親しまれていました。お笑い業界の超大物を彷彿させる愛称ですが、愛らしいルックスの金子栞さんにピッタリでもあったため、この愛称はすぐにファンの間で浸透しました。

メンバーからは天然と評価され、愛されキャラとしても可愛がれていた模様。2019年に卒業した松村香織さんと仲が良く、「うんちゃん」と呼ばれていたそうです。

金子栞さんはルックスの良さと天然な性格でファンを獲得し、デビューから約1年後にリリースされたシングル曲「オキドキ」で初の選抜入りを果たしました。その後も「片想いFinally」「アイシテラブル！」と連続で選抜入りを果たし、ファンの拡大にも成功。選抜入りはファンの増加に繋がりやすく、2013年に開催されたシングル選抜総選挙では、金子栞さんにとって最高位である63位を記録しています。

AKB48グループ全体で見ると代表的と言うには難しいですが、SKE48のファンの間では広く知られる人気メンバーでした。

2014年に入り、チームEからチームSへと異動した金子栞さん。今後はチームSで活動を継続すると思いきや、この発表からたった2ヶ月ほどでSKE48を卒業してしまったのです。

卒業を発表した当時の金子栞さんは、高校を卒業し大学へと進学したばかりでした。私生活が新しい環境となり、このタイミングで芸能人としても新しい一歩を踏み出す方がいいのではないかと思い、卒業を決意したそうです。

元々、金子栞さんはファッションモデルになることを夢に掲げ、SKE48の活動を行ってきました。モデル・タレントとして大活躍中のローラさんに憧れ、バラエティー番組に強く、コスメグッズをプロデュースできる多彩なモデルが最も理想の形だったそうです。

卒業を発表した際もモデルへの夢は諦めておらず、夢を叶えるために学業と同時に芸能活動を続けることもファンに報告。金子栞さんにとっての新しい道とは、モデルの夢を叶えるための第一歩だったのです。

金子栞さんは2014年4月に卒業することをファンに報告し、同月の末日にSKE48を卒業しました。通常であれば、卒業の発表から卒業の日まで十分な期間をもうけるもので、人気メンバーなら尚更のことです。金子栞さんの発表から卒業の期間はあまりにも短すぎたため、公表できない事情があると解釈するファン、急な卒業に心の準備ができないファンも少なくありませんでした。

いきなり卒業するケースはスキャンダルを起こしたアイドルに多いですが、金子栞さんはスキャンダルを起こしておらず、それによる卒業ではありません。そのため、急な卒業であっても炎上騒動などは一切発生しておらず、円満にSKE48を卒業しています。

2014年4月にSKE48を卒業した金子栞さんは、同年8月にスターレイプロダクションに所属。金子栞さんと同じく48グループの元メンバー、宝塚歌劇団の元生徒などが所属しており、水沢アリーさん、武田あやなさんら人気モデルも所属しています。

金子栞さんが入所した当時、事務所の名前はスターレイプロダクションではなく「ニュースタイルプロダクション」の名前で営業を行っていました。今と変わらずモデル業にも積極的なため、おそらく金子栞さんもその点に魅力を感じ入所したのでしょう。

実際にモデルの仕事も行っていたのですが、金子栞さんはその仕事以上に別のジャンルの仕事が注目され、新たなファンの獲得に成功したのです。

SKE48を卒業後、金子栞さんはグラビアアイドルの仕事にも進出。アイドル時代と変わらない愛らしさ、そして水着でしか知ることができない魅惑のボディで男性を魅了し、大成功を収めることになったのです。

オーソドックスな撮影のみならず、過激な姿も多数披露し、その当時のキャッチフレーズは「脱、アイドル」。金子栞さんが当初目指していたファッションモデルとは大きく方向性が異なるように見えますが、グラビアアイドルとして成功後、女性のカリスマ的存在となった芸能人も少なくありません。金子栞さんも、そういった路線を目指していたのかもしれませんね。

王道アイドルから過激なグラビアアイドルへと転向したため、卒業後の金子栞さんに対し少々悲惨な気持ちを抱くファンも少なくはなかった模様。しかし、現在はイケメンサッカー選手の関根貴大さんと結婚しており、大々的に結婚式を行った様子も公開していました。

関根貴大さんはサッカー選手として十分な成功を収めており、一部からは年収3000万円と噂されているほどの大物です。多くの女性が羨むほど幸せいっぱいな人生を掴み、現在も夫婦仲良く生活しています。