乃木坂46の星野みなみさん。乃木坂の1期生で、もうベテランメンバーですね。握手会での人気も常に高く、メンバーの卒業＆加入を繰り返すグループの中でも存在感を発揮しています。

星野みなみさんといえば元祖妹キャラ！甘え上手でかわいいとファンからもメンバーからも可愛がられていました。初期メンバーの中では齋藤飛鳥さんと同世代の最年少でしたが、そんな星野さんも今や20歳。感慨深いですね。

星野みなみさんは7thシングル「バレッタ」以外のシングルで選抜に選ばれており、たしかな人気と実力の持ち主です。「バレッタ」で選抜落ちしたのが今となっては不思議なくらい。

ほぼ全てのシングルで選抜に選ばれているものの、これまでに表題曲でセンターに選ばれたことはありません。ポジションは2列目〜3列目のことが多いです。

選抜落ちした7thシングル「バレッタ」のカップリング曲「初恋の人を今でも」が、現時点で星野みなみさんの唯一のセンター曲です。

初期の乃木坂46は生駒里奈さんの固定センター体制でした。「いこみな」として仲が良いことでも知られる2人ですが、この絶対的センターの壁を切り崩すのはなかなか困難でありました。

生駒さんに続いてトップに降臨したのは西野七瀬さんと白石麻衣さん。この2人を軸に、大人っぽく可憐な乃木坂46の雰囲気が定着していきます。アイドル的可愛さが売りだった星野みなみさんにとっては、分の悪い路線でした。

そして現在の乃木坂46は世代交代が進んでいます。3期生や4期生をセンターやフロントに起用し、1期生はグループを支える側に回っている印象です。この状態で星野みなみさんがセンターに起用されるのは難しそうです。

星野みなみさんは人気・実力ともに申し分なかったものの、乃木坂46の戦略や方向性にマッチしなかったためにセンターになれなかったのではないでしょうか。48グループだったらセンターになっていたかも？など考えてしまいますね。