名前　　　　　斎藤ちはる
愛称　　　　　ちーちゃん、ちはるん
生年月日　　　1997年2月17日
出身地　　　　埼玉
血液型　　　　A型
身長　　　　　166cm
合格期　　　　1期生
選抜回数　　　1回

幼少期からキッズモデルとして活躍していて、テレビCMや雑誌などに子役として出演していた斎藤ちはるさん。

小学生の時にはローティーン向けのファッション誌「ニコプチ」で読者モデルも務めていました。

中学3年生の時に乃木坂46の1期生オーディションがあると知り、中学時代の最後の経験としてオーディションに参加。見事に合格を果たし乃木坂46としてアイドル活動をスタートさせます。

くっきりした美形の顔立ちと、166㎝の長身ということでハーフと間違われることがあるようですが、両親ともに日本人です。

父親の斎藤伸明さんはアメリカンフットボールの選手で、2019年に49歳なりますが未だ現役で、アメフト界のイチローと呼ばれるレジェンド選手です。

「ちはる」の名前の由来は、「幸せ」を沢山の人に「配って」欲しいという願いから命名されました。

中学3年生の夏に乃木坂46の1期生として加入した斎藤ちはるさんですが、乃木坂46加入後も11月まで塾に通うなど、学業にも力を入れていました。

アイドル活動をしながらしっかりと高校に通い、明治大学文学部文学科へ進学して演劇学を専攻しました。

大学4年生になった2018年の5月に乃木坂46からの卒業を発表。7月に行われた握手会を持って惜しまれつつもグループを卒業しました。

斎藤ちはるさんは乃木坂46在籍時代は、人気上位のメンバーとは言えない状況が続いていました。

ハーフ顔の美人で身長も高くスタイル抜群なので、人気が出てもおかしくない斎藤ちはるさんですが、在籍7年間で選抜入りは10thシングル「何度目の青空か？」の1回に留まっています。

乃木坂46はAKB48のように専用劇場がないため、選抜入り出来なかったメンバーは極端に露出が減る為、活躍の機会として毎年アンダーライブを開催しています。

初期こそ1000人規模の会場でしたが、最近では1公演で1万5000人を動員し、チケットも即完売。今やアンダーだから不人気とは言えない状況になっていますが、やはりメンバーには選抜入りしたいという思いはあるようです。

人気を図る分かりやすい指標となる握手会ですが、こちらもなかなか完売にならない状況が続いていました。

握手会の対応自体が悪い訳ではなく、むしろいい対応と参加したファンからは評判になっていただけに、本人もブログで「足りないものがあり過ぎて、何をしたらいいのか…なかなか答えが見つからない」と苦しい心境を語っていました。

美人でスタイルもよく、握手会での対応もいいのに人気に繋がらない原因は自己アピールの苦手さにあるようです。

乃木坂46ファンの間でも、美人でスタイルもよく、真面目で努力家だけど、良くも悪くも普通という印象を持たれていたようです。

本人も毎日のようにブログを更新するなど、努力を重ねている様子は伝わっていましたが、バラエティー番組などでも映る時間も少なく結果には繋がりませんでした。

2018年の5月に乃木坂46からの卒業を発表した斎藤ちはるさんですが、同じ日にテレビ朝日の女子アナウンサーとして内々定されていたことが報じられました。

斎藤ちはるさんはアナウンサーを目指した理由として、アイドルとして行き詰ったからではなく、乃木坂46の活動以上にやりたいことが見つかったから卒業を決断したと語っています。

民放キー局のアナウンサーは、倍率も高く採用は狭き門ですが、努力家で自分に出来ることをコツコツと積み上げてきた斎藤ちはるさん。

アイドルとして悩みながらも、大学に進学し乃木坂46と学業を両立させたからこそ開けたアナウンサーという道でした。

また、アナウンサーという仕事は自分がどう見えるかではなく、他の人の言葉をどう伝えるかということや、周りを引き立てる役割です。

そういう意味でもアナウンサーという職業は向いているのかもしれません。

斎藤ちはるの父親であるアメフト選手の斎藤伸明さんは、2016年に行われたインタビューで、当時選抜入り出来ずに苦悩していた娘斎藤ちはるさんに向けたメッセージが語られています。

現役のスポーツ選手として、チーム内でのレギュラー争いがある一方で、チームの絆の重要性と、控えメンバーの役割を誰よりも理解している父親だからこそ伝えられるメッセージに、それを読んだファンからは「こう言える父親になりたい」など素敵なメッセージが称賛されました。