平手友梨奈さん不在という状況で、年末の歌番組に臨むことになった欅坂46ですが、代役を務めたセンター4人ごとに振り付けを変更するという驚きのパフォーマンスを披露。

それぞれのセンターの特徴を生かしながら、曲の世界観を異なったコンセプトで表現したパフォーマンスは観たファンから大絶賛されることになりました。

代役のトップバッターを務めたのは鈴本美愉さんで、舞台は12月21日のミュージックステーションスーパーライブでした。

ダンスセンスが抜群で、欅坂46のダンスリーダーとして知られていた鈴本美愉さん。

身長こそ高くはありませんが、キレがありダイナミックなダンスで鈴本美愉さんの愛称の「すずもん」にかけて「モンビバレント」と呼ばれ称賛されました。

次に登場したのは12月24日の「CDTVスペシャル！クリスマス音楽祭2018」でセンターを務めたのは土生瑞穂さんでした。

171㎝とグループNo.1の長身なので、長い手足を生かしたダンスは鈴本美愉さんとも平手友梨奈さんとも違った魅力があり、こちらも大絶賛されました。

3番目に登場したのは小林由依さんでした。年末恒例の「日本レコード大賞」で優秀賞、作品賞を受賞しステージに立ちました。

2018年のレコード大賞は、先輩グループの乃木坂46か欅坂46のどちらかが取ると注目を浴びていたので、大きなプレッシャーもあったと思いますが、小林由依さんは目力や表情など、表現力の高さで魅了しました。

小林由依さんは年末の紅白歌合戦でも「ガラスを割れ」でセンターを務めました。

最後に登場したのは紅白歌合戦の直後の「CDTVスペシャル！年越しプレミアライブ2018→2019」に出演した渡邉理佐さんでした。

欅坂46のダンスはアンビバレントに限らず力強く激しいダンスが特徴ですが、渡邉理佐さんの「アンビバレント」は指先まで繊細に意識した、最も女性らしいしなやかな振り付けに仕上がりました。

センターの代役を務めたメンバーはもちろんですが、他のメンバーもセンター毎に立ち位置が変わるメンバーもいて、小池美波さんなどは実質4曲分の振り付けを覚えたことになりました。

センターの平手友梨奈さん不在という危機的状況でしたが、結果的に平手友梨奈さんが戻ってきた時に、よりパワーアップできたと言えるほどの成長に繋げることになりました。