先述の通り、梅澤愛優香は中傷を行った2人の犯人について提訴したことを明らかにしていました。

①ラーメンオタクのヒロ
2021年9月、慰謝料および業務妨害による損害賠償計220万円を求めて提訴

②ラーメン評論家のはんつ遠藤
2021年10月、セクハラや中傷被害による精神的苦痛への慰謝料として330万円の損害賠償を求めて提訴

①のラーメンオタクのヒロについては、SNS投稿が業務妨害や名誉毀損、侮辱行為であると判断され、2023年4月に55万円の支払いが命じられています。

また、この時、ヒロが同件で2021年12月に信用毀損罪で略式起訴され罰金10万円とする略式命令が下されていたことも判明しています。

②のラーメン評論家のはんつ遠藤については、承諾なく梅澤愛優香を撮影したことがセクハラにあたる、またSNSへの投稿が名誉毀損、業務妨害、侮辱にあたると判断され、2023年8月に38万5000円の支払いが命じられました。

はんつ遠藤は梅澤愛優香が告発した内容が名誉毀損にあたるなどとして、計約800万円や謝罪広告を求めて反訴していたのですが、こちらは棄却されています。

2023年10月、梅澤愛優香が突然失踪し、行方不明状態にあることが「文春オンライン」で報じられました。

梅澤愛優香は2022年11月に渋谷に「ちゃんぽん龍龍」をオープンさせるも、わずか半年程で同店は閉店。さらにその1週間後には「沙羅善」も休業となり心配の声が寄せられていました。

また、梅澤愛優香のインスタグラムは2023年7月、X(旧Twitter)は8月で更新が止まっています。

2023年9月には「麺匠八雲」が店舗前の道路の水道管工事を理由に休業を発表しましたが、その後再開することはなく、「麺匠八雲」では腐敗した食品が悪臭を放ち、近隣住民たちから苦情が寄せられる状況となっていたようです。

店舗を管理する不動産会社も梅澤愛優香と連絡がつかず困り果てているとのことでした。

また、店の従業員の中には3カ月ほど給料をもらわないまま休業となってしまったという状況の方もいるようで、給料未払いの問題も明るみに出ています。

「麺匠八雲」の休業は、“実質的な経営者”と呼ばれていた古川博一が2023年夏に強制わいせつで逮捕・起訴されたことが一因になっているとも言われています。

古川博一は、梅澤愛優香が名古屋の地下アイドルとして活動していた際のプロデューサーであり、過去にも恐喝での逮捕歴があります。

梅澤愛優香の元恋人でもあり、ラーメン店開業時から業者との取引窓口を担当するなど“影のオーナー”として店の経営に関わっていたようです。

梅澤愛優香の知人によると、梅澤愛優香は少し前から「元々そんなにやりたくなかったし、長く続けたくはない」と漏らす様になっていたようで、「ラーメンの仕事を辞める」と引退をチラつかせていたといいます。

そんな中で古川博一が強制わいせつで逮捕され、古川がいない間の今なら「辞められる」と思ったのでは、と知人が語っていました。

梅澤愛優香のラーメン店「麺匠八雲」「沙羅善」の中傷被害とその後、犯人のヒロ・はんつ遠藤についてお届けしました。
裁判では、梅澤愛優香側の勝訴となりましたが、その後、梅澤愛優香はお店を休業し行方不明状態となっているようです。一時は大盛況だったラーメン店の経営がどうなっていくのか、新たな続報が待たれます。