その次の瞬間、2人はつかみ合いになるのですが、すかさず関係者が止めに入ったことで、事態は無事に収まりました。しかし、マイクを投げつけられた武尊選手は、鼻の上を切って流血するシーンも…。

なお翌日のイベントで武尊選手と皇治選手は、それぞれ別々に登場して前日の愚行に対して謝罪を述べています。

その上で、皇治選手からはこんな話も…

一方の武尊選手は、そのことについて次のように言及しています。

ただ、ネット上では「殴らないと気が済まない」と迫った武尊選手に対して、「格闘家としてしてあってはならないこと」「大人げない」などの批判が噴出していたようです。

そんな武尊選手と皇治選手には、K-1の中村拓己プロデューサーより“厳重注意”が課されたと言います。

最後に、武尊選手と武尊選手の現時点での強さを比較してみましょう。ただ、あくまでこれは個人的な意見ですので、その点はくれぐれもご了承ください。

まず、格闘家としての強さやテクニック、そしてその実績は明らかに武尊選手の方が上だと思われます。

しかし、皇治選手には武尊選手に勝るとも劣らない打たれ強さがあり、ファイターとしての気持ちの強さがあります。

皇治選手の場合、よりクレバーな戦い方をする那須川天心選手相手では、得意？の頭突きをことごとく膝で合わされ、その実力を発揮できませんでした。

その一方で、武尊選手に対しては、事前の煽りが功を奏したせいか、自身の打たれ強さが発揮できる“殴り合い”に持ち込むことができ、あわよくば…的な場面を作ることもできたと言えるでしょう。

しかし、それもやはり頭突きによるダメージありきだったとも言えるので、正直なところ格闘家としての実力差については、武尊選手に部があると見て良いのではないでしょうか。

あくまで個人的な意見ですので、くれぐれもご注意ください。

いかがでしたでしょうか。

武尊選手と皇治選手の仲や関係を如実に物語る、頭突きタイトルマッチと乱闘騒動という2つのエピソードについてまとめるとともに、武尊選手と皇治選手の強さを比較してみました。

今後もそんな武尊選手と皇治選手に注目していきたいと思います。まぁ、その前に2021年の大晦日が果たしてどうなるのか？格闘技ファンはもちろん、皇治選手も熱望するあのカードが遂に組まれるのでしょうか？気になって仕方ないわけですが…。