当時の浜田尚里さんについて、恩師は次のように語っています。

また、鹿児島南高校と卒業後に進学した山梨学院大学で、7年間ともに汗を流した同級生も、当時の浜田尚里さんについて、次のように証言しています。

以前のインタビューの中で、柔道の楽しさについて質問された浜田尚里さんは、ただ一言…。

「練習！」

と即答したと言います。

そんな努力家の浜田尚里さんの才能が一気に開花したのが、大学時代に柔道の強化策として始めたロシア発祥の格闘技“サンボ”だったんですよね。

これにより柔道の技の範囲が広がり、浜田尚里さんの寝技に磨きがかかることになるのですが、なんと柔道のために始めた“サンボ”も、世界選手権を制してしまうほど極めてしまったそうです。

そんな浜田尚里さんは、「自衛隊体育学校」に所属する自衛官です。

ちなみに「衛隊体育学校」とは…

メダル獲得という任務を遂行すべく、日々鍛錬に励む自衛官アスリートの“虎の穴”とも呼ばれており、今から約60年前、前回の東京五輪を3年後に控えたタイミングで創設されました。

自衛隊体育学校の広報担当者は、同機関の意議について次のように説明しています。

従って、「自衛隊体育学校」に所属する自衛隊員の最大のミッションは、オリンピックなどの国際大会で活躍することであり、スポーツ選手として実績を残せば残すほど、昇給や昇任することが可能なんですよね。

ちなみに、浜田尚里さんのオリンピック出場時点での階級は「1等陸尉」だったのですが、今回の金メダル獲得により、1～2階級特進の可能性があるそうです。

伝統的な寝技の基本に忠実であることに加え、世界選手権を制したロシア発祥の格闘技“サンボ”の技術も取り入れた浜田尚里さん独自の寝技は、“蟻地獄”とも形容され世界的に恐れられています。

さらに立ち技を磨き上げれば、柔道家としての伸びしろは計り知れず、今後ますます国際大会の舞台で活躍することが予想される浜田尚里さん。

いずれ“浜田大佐”が誕生する日も…。

いかがでしたでしょうか。

東京2020オリンピックの柔道女子78kg級に出場し、“寝技の女王”の名にふさわしい勝ちっぷりで、見事、金メダルを獲得した浜田尚里さん。

今回、そんな浜田尚里さんの身長や体重などのプロフィールと、かわいいと話題になった笑顔、厳しい練習と食事で手に入れた筋肉、さらに所属する自衛隊での階級についてまとめてみました。