和久井健の絵柄が変わった?代表作品や画力まとめ【新宿スワン・東京卍リベンジャーズ】
「新宿スワン」などの代表作で知られる漫画家・和久井健先生ですが、現在連載中の「東京卍リベンジャーズ」で絵柄が変わった!と話題になっているようです。今回、和久井健先生の画力や絵柄について、初期作品からの変遷を追うとともに、絵柄が変わった3つの理由についてまとめました。
そのことが、和久井健先生の絵柄が劇的に変わった最大の理由であることは、間違いないでしょう。
ただ、漫画家のキャリア的に見れば、少年誌から青年誌へ移ることはあっても、和久井健先生のように青年誌から少年誌への移籍は極めて珍しいそうです。
青年誌から少年誌から転身したのってパッと思いつくのは新宿スワンの和久井健だけど、やっぱり絵柄やストーリーも少年誌向けに変えてんのな
— Dug Dog (@Dug_Dog_Vanilla) 2019年4月16日
プロすげーわ
和久井健先生の『新宿スワン』の絵をチラ見したけど、『東京卍リベンジャーズ』とはマジで絵が全然違ってビビってる。青年漫画から少年漫画へ絵のタッチをガラリと変えてるんだな〜。
— ハルト9000 (@Haruto9000) 2021年7月17日
一種のTPOというか、「同じ作者だからといって絵柄は一貫しなくてよい」ということがわかる。
実績ある作家なら和久井健が『デザートイーグル』でコケた後に絵柄もストーリーも少年漫画にアジャストした『東京卍リベンジャーズ』を持ってきたのはマジで腕がある作家凄えってなった。
— フリーマン田中 (@freeman_tanaka) 2021年4月6日
和久井健先生の絵柄が変わった理由② アニメ化を狙ったため
実は、和久井健先生は、連載媒体を青年誌から少年誌へ移行した際、「アニメ化をしたい」という意欲を持っていたいたのだとか。
ただ、和久井健先生の共通題材である裏の社会だとか、不良などのアウトローを描いた作品のアニメ化は非常に難しく、編集者と色々と策を巡らせていたそうです。
ちょうどその頃、「Re:ゼロから始める異世界生活」や「僕だけがいない街」が流行っており、「不良漫画とタイムリープを掛け合わせれば面白いのでは?」という話になり、誕生したのが…現在連載中の「東京卍リベンジャーズ」です。
同作への和久井健先生の気合の入れようは凄まじかったようで、編集者により次のようなエピソードが語られています。
「『新宿スワン』ではかっこよくてきれいな女性を描いてきましたが『今度は少年誌的なかわいい女の子を描く』と意気込んでいて、連載開始前にヒロインのヒナの登場シーンの見開きをペン入れして仕上げしたものを何度も描いては自主的に全ボツにして描き直していらっしゃいました」
そのヒロインヒナの登場シーンってのがこちら。
確かに、あの「新宿スワン」の作者の漫画とは到底思えない絵柄に変わっていますね。
また、そんな和久井健先生の絵柄に対するこだわりは今も変わらないようで、和久井健先生の絵柄の進化は、連載が始まって以降も続いているそうです。
「和久井先生の絵の改造ぶりはすごいですよ。たくさんの読者に届けるにはどうしたらいいかをめちゃくちゃ考えている。青年誌と少年誌で描き分けているだけでなくて、連載が始まって以降も少しずつ絵柄を変えていらっしゃいます」
和久井健先生の絵柄が変わった理由③ 読者層拡大のため
実は、「東京卍リベンジャーズ」は、読者層拡大のために第4巻から第5巻に移るタイミングで、コミックスの装丁をリニューアルしています。
「東京卍リベンジャーズ」の初期の読者層は成人男性が中心だったことから、往年のヤンキー漫画好きに刺さるような表紙にしていたのだとか。
ただ、その層の読者にはもう十分に届いたという判断から、読者層をさらに広げるために、第5巻よりタイムリープ部分を前面に押し出す表紙に移行するとともに、装丁変更前後から、「ヤンキー」という言葉を公式の宣伝で使わないようにしていたそうです。
また、そういう販売努力に呼応する形で、和久井健先生の絵柄自体も、進化が加速したのかも知れませんね。
まとめ
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少年誌への移籍後第1作となった「デザートイーグル」の連載がスタート