前述したように、池田秀一さんが担当した“シャア・アズナブル”はもちろん、戸田恵子さんが担当した“マチルダ・アジャン”も、「機動戦士ガンダム」の中では屈指の人気キャラクターだったんですよね。

なので、2人の結婚が発表された際には、ストーリー的には敵同士の「シャアとマチルダの結婚」として大変な話題になりました。

しかし、そんな池田秀一さんと戸田恵子さんの結婚生活は長くは続かず、子供ももうけることなく離婚することになります。

池田秀一さんと戸田恵子さんの離婚原因については、明らかにされなかったため、想像の域を越えません。

ただ、池田秀一さんと戸田恵子さんには8歳もの年の差があり、結婚時、戸田恵子さんは22歳と若かったことから、価値観の違いが一番の原因ではないかと言われているようです。

また、特に戸田恵子さんは声優の仕事だけでなく、女優に歌手にと多方面で活躍していたことから、お互いに仕事によるすれ違いも原因の一つになったのではないかと言われています。

そんな池田秀一さんと戸田恵子さんは、共に声優として活躍していながら、長らく共演することがなかったことから、一部に円満離婚ではなかったのではないかとの噂もあったようです。

ところが、2010年にアニメ専門誌「月刊エース」上で、池田秀一さんと元嫁である戸田恵子さんの対談という形の共演が実現したのです。

最初、この対談のオファーが届いた時、戸田恵子さんはとても驚いたそうなのですが、快く仕事を引き受けたそうです。そして、「シャアのお招き」と、嬉々として自身のブログで報告しているんですよね。

そんな2人を見る限り、やはり円満離婚だった可能性が高そうですね。

ちなみに、戸田恵子さんは後に池田秀一さんとの離婚理由について、「ジオン軍と連邦軍だから…」と、事あるごとに冗談交じりに語っているようです（笑）

池田秀一さんは、戸田恵子さんとの離婚後、同じく声優として活躍している玉川砂記子さんと再婚しています。

まずは玉川砂記子さんのプロフィールと経歴を簡単に確認しておくことにしましょう。

玉川砂記子さんと言えば、幅広い役柄をこなせる声優として知られており、出演作品は非常に多数に上ります。

一番の代表作と言えば…やはり「逮捕しちゃうぞ」シリーズの“辻本夏実”役などが挙げられます。

また、洋画ではソフィー・マルソーやテータム・オニール、フィービー・ケイツなど、主に往年の美少女女優が演じる役どころを得意としているようです。

なお、池田秀一さんは、2006年公開の映画「クレヨンしんちゃん　伝説を呼ぶ踊れ！アミーゴ！」に、物語の鍵を握るアミーゴスズキ役でゲスト出演しており、クレヨンしんちゃんシリーズには風間くんのママ役でレギュラー出演している玉川砂記子さんとの夫婦共演が実現しています。

今回、池田秀一さんのプライベートについて色々と調べてみたところ、「娘」というキーワードが浮上するんですよね。

しかし、池田秀一さんは元嫁である戸田恵子さんとの間にも、現在の嫁である玉川砂記子さんとの間にも、娘さんはおろか子供は1人もいないはずです。

まぁ、シャア・アズナブルを地でいく、とってもダンディーな池田秀一さんですから、隠し子の一人や二人いてもおかしくはないのですが、そのような情報も一切出てこなかったんですよね。

じゃあ、なぜ池田秀一さんに「娘」というキーワードが浮上してくるのでしょうか？

この点について調べてみたところ、どうやら以前に「機動戦士ガンダム」シリーズで共演した、潘恵子さんと潘めぐみさんという母娘が、その原因になっていることが判明しました。