「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」4部作の第1弾。新世紀エヴァンゲリオンの1話から6話までを踏襲した作品となっていて、新たに再構築された内容が話題を呼びました。

ただし、絵はすべて新しく書き直されていて、その表現力などは格段に向上しています。また、キャラクターの設定なども再構築されていて、新たなエヴァンゲリオンとして注目を集めました。

第3新東京市にやってきた碇シンジはNERFと使徒の戦いに巻き込まれてしまいます。そこへやってきた葛城ミサトによって救われた彼は父親が待つNERF本部へと連れて行かれます。

彼はそこで父親からEVA初号機のパイロットになることを促され、いきなり使徒と戦うことになります。果たしてシンジは初搭乗のEVA初号機で使徒に勝てるのか？

2007年の「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」、2009年の「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」に続く3作目となる劇場版作品。前作から14年後の世界を描いた同作品はこれまでのTVシリーズや旧劇場版とは異なる内容となっていて、これまでとはまた違った内容を楽しめる作品でもあります。

庵野秀明は総監督としてだけでなく、この作品の企画から原作までを担当しています。ちなみに同作品はジブリの「巨神兵東京に現わる 劇場版」と同時上映となったことでも知られています。

シンジとレイの2人を取り込んだEVA初号機は地球の衛星軌道に隔離され、それを奪還すべく反NERV組織「ヴィレ」はアスカとマリの2人を出撃させます。

そこでNERVの迎撃に遭うもこれを撃退。初号機を奪還したアスカとマリは地上へと戻り・・・。

1988年から1989年にかけて製作・販売されたOVA作品。同アニメはSFロボット作品となっていて、全6話で構成されています。原作は岡田斗司夫となっていて、庵野秀明は監督や脚本を手掛けています。ちなみに同作品あ庵野秀明初の監督作品としても知られていて、アニメ製作会社「ガイナックス」の興行不振による借金返済の名目もあったようです。

宇宙に進出した人類は「宇宙怪獣」という脅威にさらされ、それに対抗するためバスターマシン「ガンバスター」の建造が進められていました。その頃、宇宙パイロットを目指すタカヤ・ノリコは養成学校で厳しい訓練を重ね、卒業前に宇宙パイロットとしての活動を始めます。

1997年に劇場公開された作品。新世紀エヴァンゲリオンの25話、26話を映画化した同作品はファンからの評価が高く、「旧劇場版」とも呼ばれています。ちなみにこれは新世紀エヴァンゲリオンの劇場版2作目にあたる作品です。

本作は25話と26話をリメイクした完全新作となっていて、庵野秀明は総監督や脚本、演出を担当しました。

NERVによってすべての使徒が倒されたあと碇シンジは生きる気力を失っていた。そんなときにゼーレはサードインパクトを発動しようとするも碇ゲンドウがこれを拒否。

NERVはゼーレと日本政府に占拠され、シンジはそこで殺されかけるも何とか葛城ミサトに救い出されます。ですが、ミサトは彼を救うも・・・。

1990年4月から1991年4月までNHKにて放送されていたアニメ作品。庵野秀明は同作品で総監督を務め、同作品は宮崎駿のアニメ「未来少年コナン2」という位置づけで企画されたもので、企画当初は実現されなかったようです。

その後、NHKのプロデューサーがこの企画をアニメ制作会社「ガイナックス」に持ち込んだことで製作が決定します。ちなみに同作品はジブリ作品「天空の城ラピュタ」と酷似していて、ラピュタはこの企画を元に作られたことでも知られています。

飛行機コンテストに参加するためパリ万博にやってきた発明好きの少年ジャンはそこでナディアという少女に一目惚れします。ジャンはナディアと仲良くなろうとしますが、そこに彼女が持つ宝石を狙う悪党一味があらわれます。その後、なんとか逃げ延びたナディアはジャンと共に飛行機に乗り、悪党から逃げる旅が始まります。

庵野秀明が総監督を務めた2016年の映画。「現実対虚像（ニッポン対ゴジラ）」というキャッチコピーで製作された同作品は、これまでのゴジラ作品とは違い、子供向けではなく、大人向けの内容に仕上がっています。

長谷川博己や竹野内豊、石原さとみといった豪華な俳優陣が出演しているのも見どころのひとつ。庵野秀明は総監督というだけでなく、脚本や編集、音響設計など、数多くの分野で携わっています。

東京湾羽田沖に突如水蒸気が噴出し、東京湾アクアラインのトンネル崩落事故が発生。当初の原因は海底火山だと推測されるも内閣官房副長官の矢口蘭堂はそれが巨大生物によるものだといち早く察知します。

周囲は彼の発言について笑うもテレビで巨大生物の体が放送されたことで自体は急変。巨大生物への対応を政府は迫られ、戦後初となる害獣駆除を目的とした防衛出動が開始されます。

1995年10月から1996年3月まで放送されていた人気のテレビアニメ。同作品は国内外で非常に評価が高く、庵野秀明は監督以外に脚本や原画、絵コンテなども担当しました。ただ、テレビで放送されていた当時の評価は賛否両論分かれていたようで、過激な描写が多いのにも関わらず夕方放送されていたことで苦情も多く寄せられたのだとか。

セカンドインパクトによって人類の半分以上が失われた世界で、人類と謎の生物である使徒との戦いを描いた作品。主人公の碇シンジは父親から呼び出され、汎用人型決戦兵器エヴァンゲリオン初号機のパイロットになることを促されます。そこでEVA零号機のパイロット綾波レイの負傷を目の当たりしてEVA初号機に乗ることを決める。