王騎と龐煖の一騎打ちの戦いの最中、趙の三大天であり軍師である李牧の命を受けた魏加は、卑劣にも王騎の背後から矢を放ちました。

龐煖との戦いで疲弊しきった背中に矢を受けた王騎は、一瞬のスキを作ってしまい、その次の瞬間、龐煖に胸を刺し貫かれることに…。

キングダム屈指の大将軍で人気が高が高かった王騎の死の原因をつくり、一騎打ちに水を差す形で卑劣な矢を放った魏加は、登場シーンこそ少ないものの嫌われキャラの第5位にランクインしました。

成恢は、キングダムでは韓という国に所属する筆頭将軍として登場しており、血管が浮き上がったどす黒い風貌の不気味なキャラクターです。

しかし、成恢はそんな見た目だけではなく、毒を使った卑劣な戦い方をする点も嫌われている理由になっているようです。

ちなみに、そんな成恢もかつては美しい風貌をしていたのだとか。それが長年に渡って繰り返した毒の研究により、あのような風貌に変わってしまったそうです。

王騎は、かつて中華全土を震え上がらせた秦の六大将軍の1人に数えられ、知力と武力を兼ね備えたキャラクターです。

しかし、画像を見てもわかるように、その特徴的な容姿に加えて、中性的な喋り方をしているため、そのような点が苦手だと感じている人が多いようですね。

また、物語序盤には政の敵になるような雰囲気を匂わせており、その得も言われぬ威圧感がアンチを生むきっかけになったとも言われています。

ただ、この王騎という人物は、その一方では人気の高いキャラクターであることも事実で、ファンの間でも好きと嫌いが大きく分かれる珍しい人物でもあります。

「河了貂也！（かりょうてんなり！）」の決めゼリフでお馴染みの河了貂は、山民族の一つ梟鳴（きゅうめい）族の末裔です。

幼い頃から戦争で両親を失うなど、かなり過酷な人生を歩んでおり、生き残るためにはどんなことでもするというサバイバル意識の高い人物です。

物語序盤の河了貂は、鳥頭の蓑を被ってちょこまかと動き回るという愛嬌のあるキャラクターでしたが、軍師になってからは「キザなナルシストになった」との声が続出。その辺のところが、河了貂が嫌われている理由になっているようです。

自らを「武神」と称する龐煖は、長いざんばら髪と、過去に王騎に敗れたときに付けられた顔の傷が特徴の趙国・三大天の1人です。

人間を超えた存在を目指し、普段は人里離れた山奥で腕を磨き続けており、キングダムの武将の中でも最強クラスである天下の大将軍・王騎をも倒した強者です。

龐煖は武力だけならば最強クラスのキャラクターですが、自身の強さのみを追求し、自分よりも強い者がいることが許せないと言う、自己中心的な性格でもあります。

そんな龐煖が嫌われる理由は、まず第1にキングダムの人気キャラクターである王騎を倒したこと、そして、そんな自己中心的な性格にあると言われています。