2014年より“筋トレYouTuber”として活動を開始し、日本のフィットネスブームの火付け役になったとも言われているカネキンさん。

そんなカネキンさんの本名は“金子駿”と言い、生まれは日本ですがアメリカ人の父親と日本人の母親をもつハーフです。

2015年からフィジークの大会に出場していたカネキンさんは、2018年からは本格的にプロを目指し、IFBBのプロクオリファイに参戦し始めました。

そして2019年、「2019 Caribbean Grand Prix」のオーバーオール（無差別級）で優勝を果たし、念願のIFBBプロとなりました。

これまでのカネキンさんのフィジーク大会での戦いの様子は、全てYouTubeで閲覧することができます。

もちろんこれまでの大会では必ずしも良い結果ばかりではありませんでした。それでも、それぞれの大会で奮闘するありのままの姿を、“筋トレYouTube”として包み隠さずファンに披露したカネキンさん。彼のそんな姿が、多くのファンの心を掴んで離さないようです。

ちなみに、“筋トレYouTube”として活躍を始める以前のカネキンさんは、「Kando Bando」というバンドのギタリストとして活躍していたようです。現在もライブの動画が残っているようなので、貼っておきますね。

そんなカネキンさんが数年前から定着している髪型は、サイドと後ろをサッパリと刈り上げ、0～6mmほどの裾からトップにかけて、自然な美しいグラデーションで仕上げるフェードカットと呼ばれるスタイルです。

フェードカットは欧米で流行に火が点き、現在では海外セレブやスポーツ選手など、多くの著名人が取り入れたことで大人気となり、今や世界的にスタンダードになりつつある髪型なんですよね。

フェードカットは刈り上げ部分が短く、誤魔化しが効かないので、美しく仕上げるには相当な技術が必要な髪型だと言われています。

ちなみに、一口にフェードカットと言ってもいくつかの種類があります。

トップの長い部分を立たせたり、ハネさせたり、無造作に仕上げる“フォワードバングアップスタイル”や、トップの長い部分にツイストパーマをかけて表情を付ける“ツイストパーマスタイル”。

さらに、フェードカットの刈り上げ部分を高いラインまで入れる“ハイフェードカットスタイル”に、今やフェードカットの王道スタイルになりつつあると言われる、トップの長い部分を後ろに流さず、前に流して前髪を短くパッツンにする“クロップスタイル”など。

カネキンさんのフェードカットは、以前は“フォワードバングアップスタイル”や“ツイストパーマスタイル”が多かったようですが、ここ最近はトップの長い部分を七三やオールバックなど、クラシックに男らしく仕上げる“フェードカット・七三スタイル”です。