そんなコレコレによる衝撃の告発生配信から週をまたいだ2020年10月12日の夕方、フィッシャーズが動画を更新しました。

この動画はフィッシャーズのリーダーであるシルクロードとぺけたんの2人のみが登場する短い動画で、まずぺけたんが関係を持った女性やファンに対して、次のように謝罪しています。

しかし、その一方で、一部のメディアが報じているような女性への“暴行”の事実はないと、あらためて否定しました。

所属事務所である「UUUM」も、このぺけたんの言葉を信じて次のような声明を発表しています。

また、この謝罪会見に同席したリーダーのシルクロードは、以降のフィッシャーズはぺけたんを除いた6人で活動していく旨を報告するとともに、「ぺけたんへの処分は厳しいものになると思う」と、ぺけたんの処分にも言及しています。

「UUUM」が所属クリエイターへの誹謗中傷に徹底抗議すると発表したことに対して、今回の炎上騒動のきっかけをつくったコレコレは、「抗議があるんだったら連絡ください。多分ぺけたんのクビを締めるだけだと思うけどねｗ」などと、意味ありげに語り、徹底抗戦の構えを示しました。

前述したようにコレコレは、生配信に当たり被害少女から、ぺけたんが言い逃れできないような複数の証拠を見せてもらっているらしく、今回の彼女たちの暴露が事実だと確信しているようです。

そして、コレコレは最後にUUUMに対して、いらだちを隠しきれない様子で吐き捨てました。

一連の騒動により、ぺけたんは“当面”活動を休止すると発表されましたが、ぺけたんが再びフィッシャーズの一員として活動することは難しい・・つまり、脱退は免れないだろうという意見が多くあがっていました。

と言うのも、実はフィッシャーズにはもう一人、「ダイブー」と言う8人目のメンバーがいたのですが、ぺけたんの騒動に比べると、ずっとマシに思える“男女交際”の発覚で脱退させられているからなんですよね。

しかも、かつて「フィッシャーズと言えばシルクとダイブー」と言われるほど、ダイブーは人気の高いメンバーだったそうです。

そんなメンバーですら、グループ内での信頼関係にヒビを入れたという理由で脱退させられたわけですから、当初からぺけたんがフィッシャーズに残れる可能性はかなり低いとみられていました。

ぺけたんの去就に注目が集まる中、騒動から2カ月以上が経った2020年12月、ぺけたんがフィッシャーズの裏方に回ることが発表されました。

リーダーのシルクロードは、メンバーやUUUMと話し合いを重ねた結果、2021年以降もぺけたんは動画やイベントの出演は控え、動画編集者として活動していくことになったと語っています。

女性に暴力を振るったりなどはしていないため、”脱退”ではなく裏方になるという選択になったようですが、関係を強要された多くの女性が被害を告発しているにも関わらず、メンバーや事務所が「暴力を振るったりなどはしていない」という認識でいることには非難の声もあがっていました。