栗花落カナヲは幼い頃に胡蝶姉妹に拾われていて、胡蝶しのぶの「継子」として蝶屋敷で暮らしています。胡蝶カナエと同じ「花の呼吸」を使い、2人のことを「姉」と呼んでいます。作中では胡蝶姉妹の仇である童磨と戦っていて、最後は仇を取ったことで涙しました。

いつも猪の被り物を被った鬼殺隊隊士。かなりの乱暴者ではあるものの、被り物の下にある素顔はかなり美青年。日輪刀を自身の手で砕いて、刃こぼれさせていて、「猪突猛進」が口癖になっています。非常に好戦的でもあり、負けず嫌いな一面も持ち合わせています。

伊之助は我流である「ケダモノの呼吸」の使い手として知られていて、とくに感知能力に優れていて、鬼の居場所を感知することが可能。また、関節を自在に脱着することも可能で、自身の内臓の場所を移動させるなど、類まれな特技の持ち主でもあります。

鬼滅の刃の主人公。とても優しい性格の持ち主で、仲間との絆を重んじている青年。額の痣と花札のような耳飾りが特徴的で、水の呼吸とは別に「ヒノカミ神楽」を戦闘に使うことでも知られています。普段は禰豆子を入っている木箱を背負っていて、妹のために鬼から人間に戻れる方法を探しています。

炭治郎は父親から「ヒノカミ神楽」を継承していて、戦いの中でも「ヒノカミ神楽」を何度も使用しています。また、「ヒノカミ神楽」と「水の呼吸」を合わせた独自の呼吸法も体得していて、その強さと特徴から柱からも注目を置かれる存在になっています。

蟲の呼吸を使う鬼殺隊の柱。「鬼を殺す毒」を作った隊士としても知られていて、柱の中で唯一鬼の頸をはねることができません。その一方で身のこなしは軽く、突きに特化した攻撃が得意なことでも知られています。

いつも笑顔で優しい性格の持ち主ではありますが、鬼への嫌悪感は強く、自身の体に毒を取り込んで鬼を倒したこともありました。

胡蝶しのぶは過去に自身の両親を鬼に殺されていて、その後は姉と共に鬼殺隊に入隊。姉の胡蝶カナエは「鬼と仲よくしたい」という思いを持っていましたが、鬼によって惨殺。姉を殺した鬼・童磨とは一騎打ちを演じ、自身の身と引き換えに童磨を窮地に追い込みました。

霞の呼吸を使う鬼殺隊の柱。つねに無表情で興味が無いことには全く反応せず、柱合会議でも無関係なことばかり考えていました。彼は非常にマイペースで、記憶障害も持っていて、自身も「興味が無いことはすぐに忘れしまう」と公言しています。

また、彼は「始まりの呼吸の剣士の子孫」でもあり、その事実を知ったことで剣士を目指すようになりました。

時透無一郎は剣術の天才として知られていて、なんと刀を握ってからわずか2ヶ月ほどで柱に昇格したことで知られています。炭治郎がきっかけで以前に無くしていた記憶を呼び覚まし、痣の者として覚醒。また、始まりの呼吸である「日の呼吸」の使い手・継国縁壱の双子の兄である黒死牟（継国巌勝）が祖先で、原作では黒死牟と激しい戦いを演じました。

カッコいいビジュアルとクールな性格、そして圧倒的な強さから人気を集めている冨岡義勇。主人公・炭治郎の兄弟子にあたる人物で、同じ鱗滝左近次から学び鬼殺隊に入隊。

現在は「水の呼吸」を使う柱として知られていて、その実力は並みの鬼では到底足元にも及ばないほどです。

冨岡義勇は鬼滅の刃の中で一番のクールキャラで、いつも無表情で多くを語らないのが特徴となっています。そのため、誤解を生むことも多く、過去には胡蝶しのぶから「みんなから嫌われている」と言われ、「嫌われていない」と反論したこともありました。ただ、その実力は圧倒的強さを誇り、自ら「十一の呼吸・凪」を編み出していることでも知られています。

鬼殺隊の隊士でありながらかなりの弱虫で知られている善逸。黄色の髪の毛と羽織が特徴で、何かと泣きわめくのが大きな特徴となっています。なぜか彼だけカラスではなく、スズメが相棒になっているのも特徴です。普段は情緒不安定な彼も禰豆子のことになると一生懸命になり、表情や態度はあっさり一変してしまいます。

善逸は普段から弱弱しいそぶりを見せているものの、恐怖が最大限に達すると気絶したように眠りにつき、一気に覚醒することで知られています。覚醒後の彼の強さは圧倒的なもので、鬼を簡単に両断してしまうほどの実力の持ち主でもあります。