
まつもと泉の現在!漫画作品・病気・結婚まとめ
2020年10月に亡くなられた漫画家・まつもと泉の代表的な漫画作品と結婚情報、病気などについてまとめました。人気ラブコメ漫画「きまぐれオレンジ☆ロード」が大ヒットしてからの活動、「脳脊髄液減少症」の発症とその後についてお届けします。
まつもと泉について気になる話題に、結婚というワードが挙がります。
まつもと泉は1962年に結婚しています。
相手とはお見合い結婚で、4歳年下の女性と結婚しました。
ただ、まつもと泉の結婚で気になるのは、どうやら本人のプライベートな結婚情報ではなく、漫画のキャラクターのその後な模様。
「きまぐれオレンジ☆ロード」の主人公・春日恭介と鮎川まどかが最終的に結婚したかどうかが気になる読者が多いようです。
原作漫画では結婚せずに最終回を迎えましたが、その後の派生作品で結婚について描かれていました。
ここからはネタバレ注意です。
春日恭介と鮎川まどかの結婚
原作漫画では結婚せずに終わりましたが、後日談として書かれた小説で結婚したことが判明しています。
小説では春日恭介が戦場ジャーナリスト、鮎川まどかは作曲家になっており、大人になってから結婚したことが描かれました。
まつもと泉の病気
2004年、まつもと泉がかねてより悩まされていた体調不良の原因が、4歳の時に遭った交通事故の後遺症である「脳脊髄液減少症」という病気だったことが判明しました。
まつもと泉の姉がこの病気の存在を知り、弟の症状と同じことに気付いて病院を受診したところ、「脳脊髄液減少症」であると診断されたのです。
まつもと泉は2000年頭に「スーパージャンプ」で新連載が始まる予定でしたが、この病気からくる体調不良により延期となっていました。
当時のまつもと泉は、全身の痒さ・異常な頭痛・腰痛・肩痛・首痛・脊髄痛・倦怠感などに悩まされており、めまいや不眠に加えて異常な視力低下・顎関節症・便秘・不整脈や動悸、さらにうつ症状も発症していたといいます。
これらが「脳脊髄液減少症」という病気だと判明し治療を始めたまつもと泉は、病気のことを伝えるために闘病生活を描いた自伝漫画の準備を進めることになりました。
病気の再発・活動再開宣言
治療により体調が回復しつつあったまつもと泉ですが、2016年に駅で男性とぶつかって頭部を強打したことで、病気が再発。
3ヶ月寝たきりとなり、治療に専念せざるを得ない状況になりました。
その後、2018年に自身のブログを更新し、2年間の闘病生活を経て漫画家として活動再開することを宣言。
待ちに待った復活宣言にファンは喜びの声を寄せました。
まつもと泉の現在
2018年にブログを更新して活動再開を宣言したまつもと泉ですが、実は漫画家らしい活動はできておらず、その後も病気に悩まされていたようです。
漫画「ななこSOS」や「不条理日記」で知られる漫画家・吾妻ひでおが2019年10月に亡くなった際、ブログを更新して吾妻ひでおへの哀悼メッセージを投稿しました。
ブログには「私が新人だった頃、大変影響を受けた漫画家が吾妻ひでお先生でした」と尊敬する先輩だったことを伝え、吾妻ひでおが描く女性キャラクターの可愛らしさやギャグセンスが魅力的で大きな影響を受けたことを語っています。
何度か会った時に吾妻ひでおから「きまぐれオレンジ☆ロードのファンです」と言ってもらったという思い出話も語り、最後に「先生ありがとうございました」と締めました。
まつもと泉の病状
吾妻ひでおの死を悼むブログを更新した数日後、新たな記事を公開し病状を告白しました。
数年前から両足が痺れる「脊柱管狭窄症」を併発していたようで、漫画を描くこともできないほど日常生活に支障をきたしていると明かしました。
この病気はまつもと泉曰く「脊髄の神経が周りの骨や筋肉で圧迫され、神経痛や痺れが出る病気」とのことです。
2019年11月3日に更新されたブログで、ここ1週間は痺れの強さで寝るのもままならないことを明かしました。
病院で睡眠導入剤を処方してもらっているものの、強い痺れで薬が効かない時があり、毎晩就寝時に恐怖を感じていることを告白しています。
加齢によって発症したようで、長年のデスクワークで負担がかかっていた腰部に病巣があると説明。
痛みはないものの痺れが強いため日常生活に支障をきたし、漫画を描く余裕がないことを明らかにしました。
病院に通い薬を飲んでも改善されず、一番の解決方法は手術であることを認識しているようですが、手術費用が高額であることや手術に対する恐怖で踏み出せずにいるそうです。
ブログでは「この病気に関して良い医者を知っていたら教えてほしい」と呼びかけており、現在も辛い闘病生活を送っていることが窺えるようでした。
その後、ブログの更新は途絶えています。
追記:まつもと泉が死去
2020年10月6日にまつもと泉が亡くなっていたことが公式サイトで発表されました。入院中の病院で安らかに旅立ったとのことです。
脳脊髄液減少症が原因の不定愁訴に苦しみながら闘病を続けていたまつもと泉。心臓の手術もしていたようですが、手術後も不安を抱え身体が保たなかったようだと明かされています。
まつもと泉の訃報に、漫画家仲間やファンたちからは多くの追悼コメントが寄せられました。
まとめ
漫画家・まつもと泉の作品・結婚、病気についてお届けしました。
復帰が望まれていましたが、残念ながら2020年に亡くなられました。まつもと泉の素晴らしい作品の数々は、今後も読み継がれていくことでしょう。
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