エイミの光るシルクでは、グッチの美しい花や昆虫のプリント「フローラ」から発想を得ています。主人公のエイミが、恋人に会うために究極のドレスを作るというストーリーを展開。

スプツニ子さんと農業生物資源研究所が共同開発するべく構想中の「バラの香りのするシルク」や「恋に落ちるシルク」、「光るシルク」などを用いたファッションのショートフィルムです。

愛情をつかさどるホルモン遺伝子、オキシトシンが組み込まれた特殊な蚕。そこに赤い蛍光タンパク質を組み合わせて「赤い糸」ができました。この糸は国立研究開発法人農研機構の瀬筒秀樹教授が開発したということ。

そんな最新の科学とスプツニ子さんのコラボによって作り出された作品です。

スプツニ子さんが先端科学とアートとのコラボレーションから、新たな神話を生み出そうとしたアート施設です。

自然とテクノロジーと神話性やスピリチュアリティを融合しているとのこと。「運命の赤い糸をつむぐ蚕 - たまきの恋 」も展示されています。

未来のファッションはバイオ技術から生まれると想定し、「衣服もバイオ技術で作られる未来が訪れたとしたら？」という仮定を基にしたバイオファッションの展示会です。

スプツニ子さんと西澤知美さんのプロジェクト。2018年8月に発覚した、東京医科大学が一般入試で女子受験者の得点を減点して合格者数を減らしていた事件を受けて、日本の女性差別問題を風刺的に作品化したものです。

あまりにも男性ドクターにこだわる日本の医療界に贈った、エリート男性ドクターをドローンに乗せて全国各地に配るという面白くも皮肉を込めた作品となっています。