生年月日：1985年7月1日
出身地：東京都
職業：アーティスト

主な受賞歴
2010年　第14回文化庁メディア芸術祭　審査委員会推薦作品　受賞
2013年　VOGUE JAPAN　ウーマン・オブ・ザ・イヤー2013　受賞
2014年　日経ビジネス　THE 100 日本の主役100人
2014年　一般社団法人デジタルメディア協会19th AMD Award　新人賞
2014年　FORBES JAPAN 　未来を創る日本の女性10人
2016年　DSA日本空間デザイン銀賞
2016年　ロレアル ユネスコ女性科学者　日本特別賞

世界的に注目されているスプツニ子さんは、スペキュラティブデザインを専門に活動を行っているアーティスト。世界中で天才と評価されており、ファッションモデルのようなオーラを放つ高身長美人としても注目を集めています。

スプツニ子さんの作品で特に話題を呼んだのが、見る人すべてに衝撃を与えた「生理マシーン、タカシの場合。」。女性に憧れている男性が生理マシンを装着し、ごく普通の女性のように遊んでいる最中に激痛が走るという生々しい展開を迎える動画です。

女性なら何度も経験する宿命にある生理痛ですが、男性には生理痛の心配がないため、世界中の男性が生理痛を軽く見ている傾向があります。しかし、この作品ではそんな男性であっても生理痛の苦しみを痛すぎるほどできるように表現されているため、視聴した男性の多くが計り知れないほどの衝撃を受けたのです。

「生理マシーン、タカシの場合。」で多くの人に衝撃を与えたスプツニ子さんですが、「寿司ボーグ ユカリ」もなかなか衝撃的。動画はバイオレンスなハリウッド映画のワンシーンを彷彿とさせる映像作品となっており、約3分間にわたり虚しさや怒りなどの感情を表現しているようにも思える作品です。

衝撃的な作品なうえサスペンス的な描写も含まれているため、作品が苦手な人はご注意ください。

公開されている動画の概要には、スプツニ子さんによる動画の解説が記載されています。その情報によると、バイオレンスな行動に出た寿司ボーグ ユカリは、女体回転寿司モデルとしての毎日に不満を覚え、環境からの脱出のための行動に出たようです。

約3分間ながら様々な感情が感じられる名作となっており、この作品でさらにスプツニ子さんの才能に痺れた人も多いのではないでしょうか。

「生理マシーン、タカシの場合。」「寿司ボーグ ユカリ」は、共に男性があまり気付くことができない女性の苦しみを表現している作品。男性が見ると今まで深く考えたことがなかったことを認識させられるようになり、女性が見ると女性の悩みを上手に表現してくれていると感じることができるはずです。

人の心に直接突き刺さるメッセージが強い作品を多数公開しており、スプツニ子さんの作品は世界の人々に衝撃を与え続けています。

スプツニ子さんは作品の数々で天才と評されているうえ、ハリウッドスターやスーパーモデルのように華やかなオーラを放つ美人アーティスト。

関西出身の日本人の父親とイギリス人の母親の間に生まれ、ご両親は共に数学の学者を務めており、大学の教授も務めているそうです。

父親がマンチェスターの研究室に赴任した時、そこで研究していた母親と出会って結婚、その後日本に移り住んで、スプツニ子さんが生まれたそうです。