ストーリー：
呪いによってウサギの姿に変えられてしまった逢魔ヶ刻動物園の園長・椎名と、夏休みの間に自分を変えたくて逢摩ヶ刻動物園の飼育員アルバイトになった女子高生・蒼井華は、園の動物たちとともに「天下一の動物園」を作るために奮闘する。

打ち切り理由：
泣く泣く打ち切りになった漫画ですが、実はジャンプローテーション戦略によって中途半端に終わらせられたようです。

ジャンルスポーツ漫画、ゴルフ漫画
漫画
作者鈴木央
出版社集英社
掲載誌週刊少年ジャンプ
レーベルジャンプ・コミックス
発表号1998年52号 - 1999年16号
1999年27号 - 2002年12号
巻数全17巻

ストーリー：
ゴルフって面白い！　女子プロゴルファー・霧亜と出逢い、ゴルフの楽しさを知ったガウェインはプロゴルファーになるため上京、霧亜の家の居候に…。世界一の飛ばし屋を目指す元気少年ガウェインのゴルフ物語！！

打ち切り理由：
1998年末に週刊少年ジャンプにて連載が開始されたが、翌年15号に突如打ち切られた。
読者からの再開の要望が大きく、3ヵ月後の27号より連載が再開されました。その後2002年初頭まで3年程連載が続き、再び打ち切られます。最終回の直前まではグラール・キングダム戦前でしたが、最終回では数年後までいきなり話が進んでいます。週刊少年ジャンプにおいて連載が打ち切られた作品が再開されるのは極めて稀ですが、ストーリー・設定がそのまま引き継いた形で連載再開したケースは唯一この作品のみです。又、2度も連載が打ち切られたのも本作品が唯一でした。

ストーリー：
要領が悪く、第一志望校に落ちて実家から離れた高校に通うことになった少年・高良信歩は、手違いで奨励会員たちのシェアハウスに入寮してしまう。しかし、そこで将棋の面白さに気付いた信歩は、ルームメイトたちと共にプロ棋士を目指して奮闘する。

打ち切り理由：
2016年5月末に打ち切りが決定し、その2か月後に完結を迎えました。打ち切りの理由は、棋士が監修しているはずなのに作中の戦法がめちゃくちゃだということがあげられています。

ジャンル少年漫画・ギャグ漫画
漫画
作者木多康昭
出版社集英社
掲載誌週刊少年ジャンプ
レーベルジャンプ・コミックス
発表期間1996年11号 - 1997年49号
巻数全9巻
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画
ポータル漫画

ストーリー：
「バスケ部に入りたいが、ジャンプにはスラムダンクがあるし、セクシーコマンドー部には入りたくない」という理由で仕方なく幕張南高校の野球部へ入部した塩田鉄人と奈良重雄。やる気のない性悪野球部マネージャー桜井美保、人数あわせで入部したお人よしの叶親浩司を加え、まったく野球をしない野球部の青春劇を繰り広げる。

打ち切り理由：
「週刊少年ジャンプ」連載作品のパロディや、実在の編集者や作家をモデルにしたキャラクターが大勢登場し、ギリギリの暴露ネタや楽屋オチが大量に登場しますが、本人たちから数々のクレームを受けて集英社では掲載を許可してもらえず講談社に移籍し少年マガジンで連載を始めます。

ジャンル学園コメディ/少年漫画/ファンタジー漫画/バトル・アクション
作者叶恭弘
出版社集英社
掲載誌週刊少年ジャンプ
レーベルジャンプ・コミックス
発表期間2006年23号 - 2008年25号
巻数全10巻
話数全99話

ストーリー：
主人公の九澄大賀は私立聖凪高校の入学面接試験での回答を柊愛花に大笑いされ動揺し不合格になってしまう。愛花の事が頭から離れない九澄は新学期開始後に聖凪高校の前までやって来るが、教師の柊賢二郎に脱走生徒と勘違いされ強引に校内に連れ込まれる。実は聖凪高校とは選ばれた者だけが入学できる魔法使い養成学校だった。愛花との再会を果たし誤解を解いた九澄。しかし、資質の有無は定かではないものの魔法が使えない一般人の九澄は、規則により記憶を消されそうになる。愛花への気持ちに気付き抵抗する九澄と、責任上解雇の危機にさらされた柊教師の思惑が一致し、校長の許可のもと九澄を入学させ、柊教師が魔力ゼロの九澄をサポートする事に。やや治安の悪い聖凪高校で、生徒達の魔法騒動に悩まされ続ける九澄のスリリングな学校生活が始まった。

打ち切り理由：
打ち切りの理由は、元々作者自身が長期連載が得意ではなかったことがあげられています。前作のプリティフェイスもそれにより人気が失速、本作も不安から 精神的不調に陥り 人気はまだある状態であるにもかかわらず本人の希望で急遽連載終了となりました。

作者和月伸宏
出版社集英社
掲載誌週刊少年ジャンプ
レーベルジャンプ・コミックス
発表号2003年30号 - 2005年21・22合併号
巻数全10巻（JC）／全5巻（文庫版）
話数全79話＋読切

ストーリー：
私立銀成学園高校の2年生武藤カズキは、ある日の夜、廃工場で巨大な怪物に襲われていた少女を助けようとして命を落としてしまう。しかし、その少女津村斗貴子に錬金術研究の成果である「核鉄」を埋め込まれることによって命を救われる。同時に、唯一無二の「突撃槍の武装錬金」の力を手に入れた武藤カズキは、人を喰らう怪物ホムンクルスの存在を知り、戦いの世界に足を踏み込むことになる。

打ち切り理由：
2003年から連載されていましたが、連載当初はアンケート人気などがあまり振るわず、2005年に打ち切りにて連載終了を迎えています。しかし赤マルジャンプに2度の完結編が掲載され、その後さらにドラマCD化、アニメ化、ゲーム化、ノベライズと、連載終了後にさまざまなメディア展開をした珍しい人気作品です。

作者横田卓馬
出版社集英社
掲載誌週刊少年ジャンプ
レーベルジャンプ・コミックス
発表期間2015年24号 - 2017年11号
巻数全10巻
話数全86話

ストーリー：
鹿鳴館高校に入学したつっちーは、部活紹介での競技ダンス部の演技に心を奪われる。興味と下心から友人たちと競技ダンス部に体験入部に参加したつっちーだが、土井垣部長のド迫力に友人を含めた男子全員が逃げ出してしまう。逃げ遅れたつっちーはその場に残っていたわたりと二人で競技ダンス部に体験入部。ダンスの楽しさを知った二人はそのまま共に入部した。個性豊かな先輩たちと共に、青春競技ダンスストーリーが幕を開ける。

打ち切り理由：
「背すじをピン！と～鹿高競技ダンス部へようこそ～」は、コミックス10巻まで出ていますが、物語の最後は駆け足で終了しており、打ち切りではないかと囁かれました。競技人口の少ない社交ダンスをテーマにしていること、さらに掲載順位も安定しなかったことから、打ち切りと思われても致し方ありません。

ジャンル少年漫画
学園漫画
ギャグ漫画
ファンタジー漫画
漫画
作者沼駿
出版社集英社
掲載誌週刊少年ジャンプ
レーベルジャンプ・コミックス
発表号2015年43号 - 2017年27号
巻数全10巻
話数全83話

ストーリー：
立算文（そろもん）高校に転校してきた左門召介。左門は転校初日に「趣味は悪魔召喚」という自己紹介をしたせいでクラスで孤立していた。学級委員長の天使ヶ原桜は左門を心配して声をかけ続けたが、桜の世話焼きに対して左門は「大嫌い」と言い放つ。左門は善人が大嫌いで欲深い人間が好きというひねくれた性格の持ち主であり、しかも本物の召喚術士（サモナー）だった。かくして桜を「地獄に堕ちるような人間」へと堕落させるため、桜は左門の召喚した悪魔から執拗な嫌がらせを受けるようになった。同時に。左門が引き起こす騒動を通じて良くも悪くも日常のトラブルを解決したりと、騒がしい日々を送るようになる。この物語は、天使ヶ原桜が地獄に落ちるまでのストーリーである。

打ち切り理由：
左門くんはサモナーという漫画作品を好きな読者は多く、突然の打ち切りを嘆いていることがわかりました。ここまでをまとめると、左門くんはサモナーは、読者アンケートでの票が集まらなかったこと、コミックの売れ行きがあまり良くなかったことが打ち切りの原因です。

作者島袋光年
出版社集英社
掲載誌週刊少年ジャンプ
スーパージャンプ
レーベルジャンプ・コミックス
ジャンプ・コミックス デラックス
発表号WJ:1997年33号 - 2002年37・38合併号
SJ:2005年14号 - 23号
巻数JC:全24巻（未完）
JCD:全13巻（完結）

ストーリー：
生まれた時から既にヒゲが生えまくりだったたけしは、周囲から「リーダー的存在」と呼ばれていた父親のヒロシを尊敬していたが、ヒロシは酔っ払いの喧嘩を仲裁しようとして命を落としてしまう。数年後、ポッポ小学校1年2組に転入したたけしは「リーダー的存在」として、クラスの問題を解決したりしなかったりしていく。

打ち切り理由：
2002年8月に作者の島袋光年が援助交際で逮捕され、連載は打ち切り、単行本も絶版になってしまいましたが、その後スーパージャンプにて復帰を果たし、物語を完結させています。作者の島袋光年がキャラとして作中によく登場し、人気投票で作者が1位をとなる人気ぶりを見せつけています。

ジャンル少年漫画
作者武井宏之
出版社集英社
掲載誌週刊少年ジャンプ
レーベルジャンプ・コミックス
発表号1998年31号 - 2004年40号
発表期間1998年6月30日 - 2004年8月30日
巻数単行本：全32巻
完全版：全27巻
話数全300話

ストーリー：
森羅学園中等部に通う少年・小山田まん太は、ある日の帰宅途中、墓場で幽霊と戯れる少年と出会う。少年の名は麻倉葉。彼は霊と様々な交流ができる者、シャーマンと呼ばれる者達の一人だった。彼は500年に一度行われるシャーマン同士の戦い「シャーマンファイト」に参加するために上京してきていた。シャーマンファイト、それは全世界のシャーマンを統べる「シャーマンキング」を決める戦いである。葉と友人になったまん太は、彼を通じて様々なシャーマンたちと出会い、その戦いを目撃していく。

打ち切り理由：
連載末期には『週刊少年ジャンプ』のアンケート順位が最下位近くで低迷を続けた末、打ち切りという形で連載終了となりました。ジャンプコミックス最終巻のラストシーンにはみかんが描かれていますが、これはストーリーの未完を意味する武井のシャレです。連載終了直後にラジオ番組『林原めぐみのTokyo Boogie Night』において、武井からの手書きの手紙が読まれ、連載終了が不本意であったことが伝えられました。