すると、密告した古森さんが「自分のせいで仲間がクビになるのではと不安になり、指原莉乃さんに相談したそうです。その後指原莉乃さんは「みんなを救えるのは私だけ」と支配人に相談に行きました。しかしこれがこの後とんでも無い展開に……

指原莉乃さんは支配人に対して、「私が来たばっかりなのに不祥事なんてイヤ。こんな話、他にもあるのに隠してきたじゃない。まだ内々だからなんとかなるでしょ？」と説得しました。しかし、この行動がまずかったのです。ここで支配人は、お泊まりが事実だと確信してしまいます。そして、5人を解雇することに。もし指原莉乃さんが支配人の元に行かなければ、事は大きくならなかったのかもしれません。

その後、古森結衣さんは、「芸能界の世界がこんなに恐ろしいのも知りました。たくさん学んだな。人って簡単に信じちゃだめなんだね」と、Google＋で意味深な発言。指原莉乃さんは、「支配人ってなに？　オトナノオシゴトムズカシイネー」「とがさきさんはすごいとおもう」と、支配人に対して不満をぶつけました。

お泊まりといっても、飲酒も喫煙も、交際についても無かったようなのです。写真が流出したわけでもなく、古森さんはファンと交流しただけで、お泊まりもしていません。活動辞退の理由ははっきりせず、説明もないことに。ファンもメンバーも納得がいかない解雇となってしまいました。

しかも、この古森結衣さんが話すファンとのつながりという件も、ただ連絡先を交換しただけというオチだったようなのです。交際でもなく、男女の関係があったわけでもないのにクビになったことは、今でも許せないようですね。

しかし、どうやら菅本裕子さんだけは違ったようなのです。古森さんは後のインタビューで、「裕子ちゃんはマジで別なんですよ。というのも、裕子ちゃんがそれこそ辞める前に本人から何人かとその話も聞いていて。でも、あの人も結構苦労をしていたので。当時、体力がないとか。だから、もしかして本当に辞めるかもしれないよね、みたいな話はあって。でも結局、辞めるってなった時にそれが一斉に出されてしまったから。」と、たまたまタイミングが一致してしまったということを釈明しました。

当時、古森さんの父親が週刊文春の取材で、娘は何もしていないのに運営からクビにさせられたということを取材で答えました。卒業公演もさせてもらえず、一方的に解雇されてしまったということを話していました。

古森さんはHKT48脱退後山口県に帰り、下関市を拠点に活動するローカルアイドル10COLOR’Sのメンバーとなりました。その後、2013年に北九州市・小倉駅前のあるあるCityを拠点に活動するGALETTeに加入することになり、これをきっかけに10COLOR’Sを卒業しています。