公式ニックネーム：ちぃちゃん
生年月日：1990年10月8日
出身地：埼玉県春日部市
職業：タレント
所属事務所：フリーランス

代表作
映画
ハルミヤコ&ビッグフット対デスキャピトロン（2010年ミュージックシネマズジャパン）ミレイ 役
武蔵野線の姉妹（2012年ミュージックシネマズジャパン）英由良 役

主な選抜曲
2009年10月21日　ひこうき雲（シアターガールズ名義）
2010年5月26日　僕のYELL（シアターガールズ名義）
2011年10月26日　Vamos（アンダーガールズばら組名義）
2012年2月15日　ユングやフロイトの場合（スペシャルガールズC名義）
2012年8月29日　ドレミファ音痴（ネクストガールズ名義）
2012年12月5日　永遠プレッシャー
2013年10月30日　細雪リグレット（チームK名義）
2016年6月1日　哀愁のトランペッター（チームK名義）

中田ちさとさんは、グループの知名度が徐々に上昇していた2007年のオーディションでAKB48に加入。実は2006年の2期生オーディションにも挑戦したそうですが、落選してしまい、4期生としてデビューすることになったそうです。

中田ちさとさんと同じ時期に活動を始めた同期生は、現在も現役のAKB48メンバーである大家志津香さん。「池の水全部抜く」での活躍が評価され、番組の主題歌に起用された「池の水を抜きたい」のセンターに抜擢されたことでも話題になったアイドルです。

また、ラグビー選手との熱愛が話題になった元メンバーの倉持明日香さん、NMB48のメンバーとしても活動を行っていた藤江れいなさんも、中田ちさとさんの同期です。

中田ちさとさんは身長161cmの高身長であり、細身のスタイルも素敵な正統派美人。モデルのようにも見えるほどの美しさが長所なのですが、公式ニックネームは「ちぃちゃん」。女の子らしいキュートさがしっかりと感じられるあだ名であり、ギャップ萌えを感じているファンもいるのではないでしょうか。

2007年からAKB48の活動を開始した中田ちさとさんは、2017年までアイドルとして活動。約10年間もの期間アイドルを全うしたのですが、どれだけ努力を惜しまなかったとしても結果が伴わないのが世の中の現実。中田ちさとさんには熱狂的なファン人気の獲得には成功していたものの、デビューからしばらくの間は主力メンバーたちに並ぶ勢いをみせることができませんでした。

AKB48グループ、そして坂道シリーズにとっても重要なことである「選抜入り」。新人アイドルがいきなり選抜入りすることもありますが、基本的に選抜メンバーに選ばれるのは限られた人気メンバーのみ。中田ちさとさんもしばらくの間選抜に選ばれる機会がなかったのですが、そのような状況が続いていた2012年、中田ちさとさんにとって大きく飛躍する年になったのです。

AKB48グループの名物企画であり、選抜発表以上に人気順が表れる「選抜総選挙」普段AKB48に全く興味がない人も注目するほどのビッグイベントであり、ランクインしたアイドルたちの熱いスピーチも見どころです。

中田ちさとさんは第1回目から第6回目から参加し、しばらくの間は圏外が続いていました。しかし、2012年に行われた第4回目では、8315票を獲得し37位を記録したのです。

中田ちさとさんも初めてランクインできたことに感激し、ファンへ感謝の気持ちを述べました。

選抜総選挙で見事ランクイン入りを果たした2012年、中田ちさとさんの活躍はこれだけに留まりませんでした。選抜総選挙に並ぶもうひとつの名物企画、じゃんけん大会でもランクイン入りし、選抜メンバーへの道を掴み取ったのです。

じゃんけん大会を経て中田ちさとさんが選抜入りした楽曲は、島崎遥香さんがセンターを努めたヒット曲「永遠プレッシャー」。内気な女の子の恋心を表現した楽曲であり、中田ちさとさんにとってこの作品が最初で最後の選抜曲となりました。

2007年のデビュー以降、スキャンダルもなく真面目にアイドル活動を続けてきた中田ちさとさん。じゃんけん大会での活躍や選抜総選挙で37位を記録したことなど、AKB48としてしっかりと存在感を示してきました。

しかし、女性アイドルが永遠にアイドルでい続けることは難しく、中田ちさとさんもデビュー10年の節目に卒業してしまったのです。

中田ちさとさんは、2017年2月23日の卒業公演で卒業を発表。「1人の女性として歩んでいきたい」と、卒業発表と同時に理由もファンに公表しました。

発表から卒業まで約2ヶ月ほどの期間があり、その間に握手会にも参加した中田ちさとさん。2017年4月24日の卒業公演がAKB48として最後の活動となり、この時の公演は後輩とファンも大号泣する心温まる卒業公演となったそうです。