石田晴香さんの卒業公演は5月17日に行われ、6月5日に開催された第握手会を持ってAKB48を卒業しました。その後は夢に向かって動き出したのですが、卒業から1年後、持病を患っていることをブログで公表。アイドルデビュー時も病気を抱えて活動していたようですので、アイドル時代は無茶をして仕事に励んでいたこともあったかもしれません。

石田晴香さんはブログで持病があることを公表したものの、現在も病名については非公表のまま。ただし症状は説明しており、日に当たることが難しく、学生時代はプールの授業を受けることはできなかったそうです。プールの時間は出席できなかったため、その時間は図書室でひとり過ごしていたとも公表しています。

水着での撮影も病気の影響で室内が多く、プールでの撮影はあまり行ってこなかったとのこと。病名は非公表ですが、治療が難しい難病を患っている可能性が考えられます。

病気を抱えていることを告白した石田晴香さんですが、現在も明るく前向きな姿勢で芸能活動を行っています。現在もAKB48時代から所属しているホリプロに席を置き、新たなフィールドで活動中です。

石田晴香さんは、現在卒業理由であった声優の仕事を中心に活動を行っています。

声優の仕事は現在若者世代に大人気の職業であり、声優を夢に抱き活動中のAKB48グループのアイドルも大勢いるほどです。近年は声優のアイドル化が急速に進んでいるため、声の仕事のみならず、アイドル的な活動に憧れて声優を目指す人も少なくありません。そのため声優業界への進出は激戦区となっているのですが、石田晴香さんはそんな過酷な業界で十分な活躍を見せているのです。

AKB48にいた頃から声優活動を行っていた石田晴香さんは、2014年に放送されていたテレビアニメ「ノブナガ・ザ・フール」のツェペッシュ・ビアンキ役でもお馴染みでした。現在はその当時よりも演技力が高く評価されており、アニメ・ゲームなどで活躍中です。

声優としての石田晴香さんの代表作のひとつは、2017年に放送されたテレビアニメ「アクションヒロイン チアフルーツ」。ご当地ヒロインを題材にしたアニメであり、熱心なアニメファンからの支持を集めることに成功した人気作です。

石田晴香さんは、双子のキャラクター「青山勇気」「青山元気」を一人二役で熱演。姉の青山勇気は「赤坂66」という、意味深なネーミングのアイドルグループに活動していたとの設定も話題になりました。

「アクションヒロイン チアフルーツ」では、アニメへの出演に留まらず、キャラクターの魅力を表現したキャラクターソングなども披露。出演声優たちとユニットも結成しており、AKB48を卒業後もアイドル的な活動を行い新たなファンを獲得。以前からのファンも「またはるきゃんの歌が聴ける！」「声優ユニットのはるきゃんもかわいい！」と好評を得たようです。

「アクションヒロイン チアフルーツ」も代表作ですが、もうひとつ外せない出演作品である「ニューダンガンロンパV3」。海外でも発売されている人気ゲームシリーズであり、石田晴香さんは入間美兎役を演じました。

石田晴香さんも出演した「ダンガンロンパ」シリーズは、プレイステーションポータブルで発売された1作目から物語が始まりました。初代から一貫してカジュアルなパッケージですが、実際のシナリオは残酷的な描写も多く、そのギャップと予想できないシナリオ展開などが評価され、現在も人気が高いヒット作です。

シリーズには「新世紀エヴァンゲリオン」の緒方恵美さん、「名探偵コナン」の高山みなみさんなど、誰もが知る有名声優が出演していることも作品の魅力。また、シリーズのシンボル的な存在「モノクマ」の初代声優は、ドラえもんを演じていた大山のぶ代さんが担当していたことでも知られています。

石田晴香さんは、大物声優ばかり出演してきた大作ゲームに抜擢されたのです。

石田晴香さんが演じた入間美兎は、愛らしいルックスでありながら言葉遣いがあまりよろしくないキャラクター。キュートなアイドルだった石田晴香さんとは正反対に感じますが、元アイドルを忘れさせるほどの演技でキャラクターに命を吹き込んでいます。

「ニューダンガンロンパV3」だけでなく、実はAKB48時代にも舞台版「ダンガンロンパ THE STAGE」に出演していた石田晴香さん。この時は不二咲千尋役を演じており、同じシリーズで別のキャラを演じたことも大きな話題を呼びました。

現在は声優として大活躍中の石田晴香さんですが、24歳になって何か心境が変化したのか、2018年4月に「結婚します」とツイート。結婚報告と勘違いするファンもいたものの、実際は結婚しておらず、いつか結婚すると宣言しただけだったようです。