秋元才加さんの両親は、父が日本人で母親がフィリピン人。秋元才加さんによると、母親はフィリピンの首都マニラで生まれたそうです。幼少期の頃からフィリピンに行く機会が多かったと公表しているので、秋元才加さんにとってもうひとつの故郷という想いがあるのではないでしょうか。

秋元才加さんは母親と仲が良く、テレビ番組でツーショット写真を公開したこともありました。若い頃の姿は大きくなった秋元才加さんとそっくりで、ファンに支持される美しさは母親譲りであったことがうかがえますね。

AKB48グループのプロデューサーである秋元康先生と同じ名字のため、度々父ではないか、と噂になってしまうことがある模様。秋元才加さんがAKB48に在籍していた頃は特に頻繁に流れていたようですが、名字が同じなのは偶然で、2人の間に血縁関係は一切ありません。

ちなみに、乃木坂46の秋元真夏さんも、まれに父親が秋元康先生と勘違いされることがある模様。名字が同じというだけでなく、「秋元」という名字が少々珍しいことも誤解される理由のひとつかもしれません。

秋元康先生ではない本当の父親は、秋元才加さん曰く「自由な人」とのこと。いつも明るい性格だったそうですが、それゆえに幼少期から苦労していたことも語っています。

裕福層も住むマカティ市で誕生した秋元才加さんですが、家庭は決して裕福ではなかったそうです。その最たる理由は父親にあり、秋元才加さんが幼少期の頃から全く働かなかったとのこと。当時は食べるだけでギリギリの生活を送り、母親が稼いでくれるパートの収入で生活していたそうなのです。

秋元才加さんには弟がいるのですが、まだ小さかった頃に2人だけで留守番していたときがあったとのこと。その時、急に電気が止まったそうですが、その理由は電気代を払えなかったからだそうです。

そのようなことが起きても父親は働かず、家計を支えることはなかった模様。秋元才加さんの父親には、働かないことに対して自分なりの美学があったのかもしれません。

秋元才加さんが高校に進学してからも、経済的に苦しい状況が続いていたとのこと。母親の収入のみでは学費の支払いが難しいため、秋元才加さんは学校に通いながら働き、学費を自分で稼いだそうなのです。AKB48の頃から姉御肌的なオーラがありましたが、幼少期から苦労を重ねたことで、しっかりした考え方や行動力が身についたのでしょう。

苦しい生活が続いたものの、2006年からはAKB48のアイドルとして活動を開始。華やかな世界で輝くようになったことを父親も喜び、劇場公演にも足を運んだこともあったそうです。

しかし、秋元才加さんの誕生祭が行われた公演に訪れた際、父親は泥酔し大騒ぎしてしまったとのこと。メンバーの関係者であるにもかかわらず劇場から追い出され、その後出入り禁止になってしまったそうです。

秋元才加さんは芸能界志望だったためAKB48のオーディションに挑戦し、見事合格。芸能界デビューできたことが一番うれしかったことは間違いないでしょうが、アイドルとなったことで毎日お弁当がもらえたことにも喜びを感じていたそうです。

余ったお弁当は家族にもプレゼントしており、「段ボール2箱分のお弁当を送った」「お弁当は冷凍保存してちょっとずつ食べていた」と当時のことを告白したこともありました。秋元才加さんの父親も、娘が贈ってくれるお弁当を喜んで食べていたそうです。

豪快な父親に育てられてきたため、過去のインタビューでは父親を許せなかった時期もあったと回答したこともある秋元才加さん。しかし、なんだかんだで父親のことは大切に想っているようで、父親にお小遣いをあげたこともあったそうです。

フィリピンの観光親善大使に就任しているため、フィリピン人とのハーフであることが世間に広く知られている秋元才加さん。しかし、日本の芸能界には意外とフィリピンの血を継ぐハーフの芸能人は多く、大ブレイク中の池田エライザさんもフィリピンで生まれ、母親がスペイン系フィリピン人であることを公表しています。

また、GENERATIONSのメンバー白濱亜嵐さんも、母親がフィリピン人のためハーフ。峯岸みなみさんがお泊り疑惑を報じられた時の相手でもあったので、AKB48のファンにとってもある意味でおなじみのイケメン芸能人ではないでしょうか。

さらに、ジャニーズアイドルABC-Zの橋本良亮さんは、母親がフィリピン人のハーフのためクォーターとのこと。現在もフィリピン人の女性と結婚する日本人男性は多いので、今後増々フィリピン人とのハーフの芸能人がデビューするようになるかもしれませんね。