事件を起こしたと言われるジョー会の中心人物と言われていますが、稲岡龍之介本人は山口真帆さんに暴力を加えていません。しかし、事件発覚から1ヶ月後、事件によって憔悴していたであろう山口真帆さんが劇場公演に登場しないことに対し「さぼり」とツイート。事件との関係以前に、事件の被害者をこのように侮辱することに怒りを覚えた人もいるはずです。

先ほども触れましたが、稲岡龍之介はツイッターを通じて明らかなデマを多数ツイートしてきました。その中には週刊文春との繋がりを示唆するツイートも投稿していたのですが、インターネットユーザーはこの男のツイートを鵜呑みにし、週刊文春とジョー会も繋がっていると決めつけてしまったのです。

こちらの相関図は、週刊文春が独自調査で作り上げたもの。インターネットで黒メンと決めつけられた2人のメンバーが無関係であることが判明し、噂になった稲岡龍之介と今村支配人ら運営との繋がりもデマで、実際の運営側はジョー会の面々をあまり良く思っていなっかったことも明かされました。

週刊文春によって正確と思われる相関図が公開されたものの、それでも稲岡龍之介が残した過去のツイートを真に受ける人は増加の一途を辿りました。さらに、大手芸能事務所との繋がりや他メンバーとの繋がりも噂になるなど、さらに情報は錯そうする事態となってしまったのです。

ツイッターを用い、明らかなデマを大量に散布してきた稲岡龍之介。「ファンの私物を販売している」「コネチケを運営からゲット」などの情報もありますが、この男のツイートはどれも信憑性がなく、真に受けるのは危険です。

NGT48の事件にどれほどの関係があるのかは不明ですが、稲岡龍之介のツイートによって情報が錯綜し、ファンの間で混乱が広がったのは紛れもない事実。騒動が大きくなるにつれツイートの内容もマイルドになり、後に意味深な投稿を残したことも話題になりました。

今までは散々強気な投稿を行ってきたいなぷぅさレモンこと稲岡龍之介ですが、2019年4月に体調の異変を訴えるツイートを投稿。息ができなくなったり、気を失い持ち物を無くしてしまったそうです。

意味深なツイート後、稲岡龍之介のアカウントは凍結。NGT48事件によって苦情が殺到したのか、それとも以前からデマツイートが祟ったのか、凍結によって稲岡龍之介の現在は全く把握できない状況となりました。

加害者グループの情報、そして事件の真相が錯綜する中、運営が行ってきた対応はファンの理解を得られるものではありませんでした。一部メンバーもそのようなNGT48に対し不信感が募ったのか、山口真帆さんを含む3人のメンバーが、騒動の渦中にNGT48からの卒業を発表。現在3人は事務所を移籍し、山口真帆さんは研音所属となりました。

卒業公演は2019年5月19日に行われたものの、その時参加したのは山口真帆さんが信頼する一部のメンバーのみ。全メンバーでの卒業公演ではなかったことからも、メンバー間の溝、そして黒メンの存在がさらに疑われることになってしまったのです。

NGT48事件が明らかになったことで、グループは実質的に活動休止状態となってしまいました。メンバーたちのSNSも一時休止し、一部メンバーの広告起用を停止するなどの騒動もありましたが、現在は活動を再開。久しぶりの舞台は「TOKYO IDOL FESTIVAL」となり、8月18日には劇場公演も再開しました。

劇場公演では加害者メンバーとの繋がりが噂になったメンバーがMCにて、事件との関係、加害者との繋がりを完全に否定。同時に、仲間と共に再出発することを誓いました。