暴行事件によって勇気ある性格や美しいルックスが世間にも知られるようになった山口真帆さんですが、彼女にハレンチと言われてしまうような趣味趣向は一切ありません。また、過去に彼氏の存在が明らかになったり、流出騒動を起こしたこともナシ。ではなぜハレンチなどとのワードが広まっているのか、それは山口真帆さんがNGT48に時代に配信した、あるSHOWROOMの配信が問題だったのです。

SHOWROOMとは、2010年代から急速に発展したストリーミングサービス。パソコンやスマートフォンを使えば、簡単にライブ配信を行うことができるのです。社長の前田裕二さんは石原さとみさんとの交際が報じられたこともあり、この件でSHOWROOMを知った人も少なくはありません。

SHOWROOMはアイドル業界にとって欠かせないサービスにまで成長しており、48グループに限らず複数のアイドルグループがSHOWROOMでの配信を行っています。

坂道シリーズもSHOWROOMを積極的に利用しており、メンバーが生配信を行ったり、オーディションのSHOWROOM部門を用意するなど有効活用しているのです。

NGT48のメンバーたちも当然SHOWROOMを利用しており、メンバー個人が生配信を定期的に行っています。山口真帆さんもファンとの交流を楽しむためSHOWROOM配信を行っていたのですが、まだNGT48の暴行事件が発生する前に、問題となった配信を行ってしまったのです。

山口真帆さんがハレンチなSHOWROOM配信を行ったと噂になったのは、2016年11月12日の配信でした。この日、山口真帆さんはベッドで横になりながら配信しており、いつもよりも眠そうな様子を見せていました。

眠気を我慢してでもSHOWROOMでファンと交流したいとの気持ちがあったのかもしれませんが、眠気ゆえにリラックスしすぎていたためちょっとした奇行を起こしてしまうのです。

山口真帆さんの生配信は普通に進んでいたのですが、あるタイミングから急にパタパタと音が鳴り始め、さらにカメラが小刻みに揺れるようになったのです。しかし、カメラには山口真帆さんの顔しか映されておらず、全体を把握することは視聴していたファンには想像もつきませんでした。

その後、山口真帆さんの声が震えるように聞こえたり、息遣いも聞こえるようになるなど、様子が徐々におかしくなったと視聴したファンは感じてしまいました。生放送はその後普通に終了しましたが、公開後、インターネットでハレンチ動画だと大騒動に発展してしまうのです。

冒頭にも説明した通り、ハレンチとは性的なことを連想させる行為を意味していることです。山口真帆さんのSHOWROOM配信を見た人は、山口真帆さんが生配信中に男性と行為に及んでいたと感じた人もいたようで、その情報がインターネットに瞬く間に拡散されてしまったのです。

山口真帆さんの配信がハレンチだと言われてしまった理由が、パタパタという謎の音と様子がおかしくなった声。これらが男性との行為に及んでいる女性を思い出させたため、山口真帆さんも疑われてしまったのです。

この騒動は暴行事件が発生する2年以上前の出来事だったため、当時山口真帆さんを知る人はあまりいませんでした。しかし、このハレンチ疑惑事件は発覚当時急速に広まっていったため、この件で山口真帆さんを知ったという人は意外と少なくありません。

SHOWROOMの件は大騒動となりましたが、そもそも現役アイドルが男性との行為を配信するなんてことは、現実的にありえません。本人にとって全くメリットがなく、それどころかデメリットしか存在しないでしょう。

では、謎の音と声の変化は何だったのでしょうか？

この騒動が大きくなったことで、山口真帆さん本人が疑惑を完全否定。ベッドに寝ながら配信を行っていたため、空いた両足をパタパタさせていた時の音がそのまま流れてしまったそうです。

声に関しては特にコメントしてないようですが、単純に眠かったため声が震えたり息が荒くなったと考えられます。

男女問わず、疲れたり眠気に襲われると自然に息が荒く、声にも元気がなくなってしまうでしょう。山口真帆さんはベッドに転んでいたため、一層眠気が強かったはずです。

疑惑のハレンチ行為は男性がいないと実行が難しいですが、そもそも当時の山口真帆さんには彼氏がいませんでした。

山口真帆さんは暴行事件に巻き込まれた際、真面目にアイドル活動を行わず、男性ファンと繋がっているメンバーを批判するようなコメントを残していました。このことからも当時彼氏がいなかったことが窺え、そういった意味でもハレンチと言われることはありえないのです。

暴行事件での不誠実な対応で世間から批判された今村悦朗さんも、この時は山口真帆さんの味方でした。疑惑が広まり始めた頃にそのような事実は一切ないと完全に否定しており、NGT48の劇場支配人としての役目をこの時は全うしていたのです。

あまりにもハレンチだと話題になりすぎたため、山口真帆さんはファンを心配させてしまったことについて謝罪。しかし、ファンとの交流のため行った生配信が意図しない方向に広められてしまい、悲しい気持ちになってしまったことも公表してます。

さらに、動画配信から翌日の11月13日の劇場公演に出演し、MC中に事実無根なことを書かれたと激怒。同時に、男性たちの想像力豊かな思考を疑問視する発言もあったようです。

音と声だけでハレンチ行為と判断した人が続出してしまった本件。そのほとんどが男性だったようですが、おそらく世の中の女性は男性のハレンチな想像力を甘く見ている人が多いでしょう。

男性は女性が予想しているよりも欲求不満な人が多く、ちょっとしたことですぐにハレンチな想像をしてしまう人が多いのです。具体的な例を挙げてしまうとそれこそハレンチになってしまうので割愛しますが、誠実そうに見える男性ほど、頭の中は女性のことで頭がいっぱい、という人が実は多かったりするのです。