純粋な愛ではなく、歪んだ愛を女性にぶつけてしまうストーカー。近年はあまりテレビで話題になることはありませんが、少し前はテレビドラマのテーマになるほどの社会問題となっていました。

原題はアイドル戦国時代でもあるため、熱狂的なアイドルファンも日本各地で誕生。それゆえに愛が歪みファンではなくストーカーになってしまう男も多く、AKB48グループのアイドルは特に標的にされてきました。

問題となったのは、現在女優として活動している岩田華怜さん。長年ストーカー被害に苦しみ、それが原因でAKB48を卒業してしまったのです。

岩田華怜さんを苦しめたストーカーは、YouTubeなどで動画を投稿し、岩田華怜さんへの思いを世間。一度問題となり注意されたものの、それでもストーカー行為を止めなかったため逮捕されました。

岩田華怜さんだけでなく、同じく元AKB48の増田有華さんもストーカー被害に遭っていたことを告白。さらに坂道シリーズのアイドルたちもストーカーに悩まされており、不安を抱えながらアイドル活動を続けています。

AKB48グループではありませんが、以前ソロシンガーとしても活動していたアイドルを襲い、殺人未遂事件を起こした男が逮捕される事件が発生したこともありました。なぜストーカーになってしまうのかは様々な理由が考えられますが、アイドルに関しては、あまりにもファンとの距離が近すぎるのも問題ではないでしょうか。

アイドル戦国時代はまだ終戦する気配を見せていないので、今後も同等の事件が発生する恐れは十分考えられます。

大手企業への就職を目指している学生なら、誰もが知っているであろう電通。年収1000万円以上稼ぐことができる大手として知られており、エリートが集う広告代理店として知られています。

実際に名門大学出身の社員もいるものの、富豪層や芸能人の子供、または彼らとのパイプがある人のコネ入社も多いともっぱらの噂。コネ社員は対して仕事をしなくても大金を稼ぎ、正規で入社した社員には重労働を強いるブラック企業とも言われているようです。実際に過労死事件も発生しており、東京大学の卒業生だった高橋まつりさんは、電通でパワハラや長時間労働に悩まされ、過労自殺によって亡くなられました。

そんな電通はAKB48の広告を担当しており、ある2人のメンバーと社員との淫らな関係が報じられたことがあったのです。

電通社員と怪しい関係にあると報じられたのは、元メンバーの高橋みなみさんと現メンバーの峯岸みなみさん。高橋みなみさんの誕生日パーティーの様子が週刊文春に報じられ、ファンの理想をぶち壊しかねない生々しい関係が公になってしまったのです。

服を着用していない男性の写真や、幼稚園児のコスプレをした峯岸みなみさん、そしてワイルド系の男性と笑顔で抱擁している高橋みなみさんの姿などが週刊文春によって公開。普通の熱愛よりも致命傷になりかねないスキャンダルでしたが、この件はテレビなどで一切報じられることはありませんでした。

電通はAKB48の広告を務めているだけでなく、テレビ業界にも繋がりがある超大手企業。テレビ局としても扱いづらく、電通の圧力によってこのスキャンダルは闇に葬られてしまったのです。

過労自殺者を出した大手企業と国民的アイドルが怪しい関係を築いている点にも、深い闇を感じてしまいます。

AKB48グループは幅広いフィールドで活動中ですが、最も重要な活動はファンと直接触れ合える握手会です。この活動によって国民的な人気を得ており、他のアイドルグループも後を追う形で「AKB商法」を展開していきました。

アイドルはストーカー被害の危険があるためこういったイベントには批判的な声もありますが、握手会の力でCDなどがヒットしているため、運営としては止めるわけにはいきません。ある程度安全性を守り行っていたものの、2014年5月、AKB48の握手会で傷害事件が発生してしまったのです。